ゴシップ

元オリンピック選手・村主章枝の「お金のためにヌードに」発言に疑問

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 となると問題なのは、そのギャラの安さということになってくる。五輪出場経験や数々のグランプリ経験を持ち、知名度も実力もある村主が、一年中稼働しっぱなしでも「年収276万円以下」しか稼げないワーキングプアだとしたら、フィギュアスケート界も問題視すべき事柄なのではないだろうか。もちろん村主の言う「OLの給料」がどれほどの額をイメージしているのかは不明で、遠征費やホテル滞在費などの経費を差し引いた手取りが「OLの給料以下」という可能性もあるが……。

 ちなみにメダリストなど人気の元・フィギュアスケート選手は、プロに転向し、アイスショーで稼ぐパターンが多い。荒川静香や安藤美姫、高橋大輔、織田信成といった人気者たちはみんなショーに出ている。荒川静香クラスのスター選手なら1回のショー出演でギャラが100~200万円、有名でなくとも10~20万円と言われている。だが村主はショーへの出演が極端に少ない。自らスケートを滑るよりも、後進の育成に努めたいということなのだろうか。33歳まで選手生活を続け、晩年は全日本選手権で4年連続予選落ちの低成績で引退したという経緯から、プロとしての需要があるタイミングを逃したと厳しい指摘もある。ただ、『あの天才のその後…今を追跡してみました』では最後に「自分が取れなかったメダルを自分が振付をした子がとってくれたら」と語っており、引退後も競技としてのフィギュアスケートへの並々ならぬ想いが溢れていた。村主は落ちぶれたのではなく、選手としての人生にこだわり続け、あえていばらの道を進んでいる。そんな気がしてならない。

(ボンゾ)

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