12月26日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)最終回。番組終盤、年内で解散を発表しているSMAPがラストステージを行った。解散が決定して以降、改めてSMAPの凄さを考え直す声があちこちであがっているが、同日放送された『バイキング』(フジテレビ系)では、あのビートたけしがSMAPのコントを絶賛していたことが分かり大きな話題になっている。
この日の『バイキング』では、その夜ついに『SMAP×SMAP』の最終回が放送されるということからトークのテーマはSMAPに。キム・キョンジュは、経済産業大臣の世耕弘成が記者会見で「SMAPの解散はアジアにおけるジャパンコンテンツ流通の面から見ても非常に残念」と語っていたのが印象的だったと話した。実際、SMAPは中国、韓国、台湾で絶大な人気を誇っており、どれだけ政治的に国同士の関係がギクシャクしても、アジアの人たちに絶えず愛されていたというのだ。SMAPの代わりを誰ができるのかは思いつかないという。
また坂上忍は、子役養成所で子どもたちに「SMAPさんたちですら被り物をかぶって笑いを時にやる。かっこいいだけじゃないんだ」「それはお芝居と同じで、かっこいい役だけをやろうとしてはダメ。時に自分がやりたくない役が来た時でも、それを顔に出したらかっこいい役もできなくなるよ」といった話をよくしていたという。それだけアイドルという枠を飛び越えた存在だった、と語った。
東国原英夫は諸星和己から聞いた話として、光GENJIの解散理由の1つにメンバーそれぞれが「笑い」「司会」「演技」などやりたいことがあったが、事務所がグループをまとめて「アイドル」として売りたかった、というものがあったことを話した。そしてこの光GENJIの解散があったことで、一人一人が個性の塊として活躍できるSMAPが誕生したのだという。
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