2015年7月に、映画監督である夫・飯塚健(38)との間に第一子となる女児が誕生し、芸能界ポジション的にはママタレとなった井上和香(35)。現在1歳半となる長女の子育てについてブログで胸の内を明かし、その内容がネットニュースになっていた。
13日の記事「おやすみなさい」がそれだ。娘の食事の写真などをアップしたのち、唐突にこう切り出している。
「と、こうやっとブログ書いてると楽しそうな日だったように感じるけど、本当は全然違う。
自分の器の小ささに本当に情けなくなりました。
自分の出来なさにイライラしてしまい、娘にもイライラしてしまった。
そしてすぐに反省。
その繰り返し。
ダメな母親だなと落ち込んでばかりでした。
大なり小なり、毎日こんな感じです。笑
でも今日は酷かったな~
明日はたくさん笑顔でいられるようにしよう
今日はごめんね、娘さん」
コメント欄には「子育てってほとんど思い通りにいかないですよね。私もこんなに小さな娘にイライラして反省ばかりです」「出掛けたいのに出れない、急いでいても行けれない、買い物も思うように出来ないし毎日のようにイライラして怒ってしまいます」など、主に、子育て中の女性と思しき励ましが多く寄せられている。
これを受け井上は、17日に「みなさんありがとう♡」という記事をアップし、さらに胸の内を明かした。
「みなさんのコメントに励まされ、涙がでました。
『イライラした』とか『辛い』とかって、人になかなか言えないんですよね。
ダメな母親だと思われるんじゃないか。
共感してもらえないんじゃないか。
など。
いろんなことを考えていくうちに、どんどん心に溜め込んじゃう事がありました。
今は溜め込まずに、愚痴が言える友達がいるのでちょっとずつ発散出来てますが、この間のブログの時は溜まってたんですね~私。笑
全然書くつもりなかったんですが、気づいたら本音を書いてた。
って、かなりの重症な感じですね」
子育ては大変なことの連続だが「辛いと思ってる日々の中に、楽しくて幸せを感じる瞬間があるからやっていけるんです 子供って、可愛くて可愛くて仕方ない だから私、頑張れるんです。(中略)これからはドロドロしたものが溜まったりしたらブログにも書かせてもらいます」と、気持ちを切り替え、今後も子育てに行き詰まったら、胸の内を吐露することを宣言した井上。
マイルドな言葉に変換して投稿されているが、井上も内心、結構ドロドロした感情が渦巻いていただろう。子育ては本当に大変なのに、なかなか愚痴を言う暇もない。ちょっとぐらい愚痴を言った方が母親の精神的な健康には良いと筆者は思う。昨今、インスタをはじめとするSNSでは、“丁寧な子育て”系の投稿が目につき、SNSがいかに子供に手をかけ親もおしゃれをしながら楽しく充実した子育てをしているか、をアピールする場と化している側面もあるため、こうしたネガティブな投稿を芸能人が行うことは意義がある。
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