ゴシップ

DIR EN GREYとPIERROTの共同プロジェクトで再び“宗教戦争”が起こるのか?

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 またPIERROTにはファンの間、いやロックファンの間で伝説になっているこんなエピソードがある。99年にSUMMER SONICの前身で、外国のバンド中心のロックフェス「BEAUTIFUL MONSTERS TOUR」に出演した際、ボーカルのキリトはMCで「洋楽ファンのみなさん初めまして。僕らがあなたたちの大嫌いな日本のビジュアル系バンドです。今日はそれを承知でやってきました。洋楽ファンの方たちにとってはこの時間がトイレタイムということで」と客を敵に回すような発言をし始めたのだ。さらに「みなさん相変わらず外人相手にヘラヘラやってますか? 日本人が憎くてしょうがないですか? あなたたちの国籍はいったいどこなんでしょう。このなかでどれだけの方が外人とセックスするためにスタッフからバックステージパスをもらっているのでしょう」と煽り続けた。

 この発言をしたのには、外国バンド贔屓の音楽評論家がV系のPIERROTがこのロックフェスに出演することにグチグチ文句のようなことを言ったことが原因とされている。また、ネット上でも出演反対の声が多く上がっていたとか。

 さて、こんなPIERROTと双璧をなして90年代後半から2000年代にかけてV系界を盛り上げてきたのが、もはや説明不要の大物バンドとなったDIR EN GREYだ。PIERROTもDIR EN GREYも独特の世界観を持つことから、過激で信者のようなファンも多く、両ファンは「ガチで殺し合いになるほど仲が悪い」と言われ、この両陣営間では“宗教戦争”なる抗争も起こっていたとか。

 しかしPIERROTは人気絶頂時の2006年に突如書面で解散を発表。その後PIERROTのキリト、KOHTA、TAKEOが新たなバンド・Angeloを結成した。さらに14年にキリトはDIR EN GREY・京のソロプロジェクト「sukekiyo」とコラボもしている。

 ファンがいがみ合っていたころから10年ほどたち、部分的ではあるがバンド同士の共演も実現しているので、「さすがに死人は出ないだろう」ということから、今回のDIR EN GREYとPIERROTの共同プロジェクトが実現したのかもしれない。ただ、再び宗教戦争が起こる懸念もなくはない……。

(プラント)

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