19日にパリで行われていた「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」のメンズコレクションには岩田とNAOTOが訪れており、どうやら「ヨウジヤマモト」のコレクションとはしごした模様。各国から名だたるセレブリティが集まる会場では、岩田とNAOTOが世界的人気を誇るR&B歌手のアッシャーと写真を撮る場面も。2人は大いにセレブリティ気分を味わったようだが、世界的な大物と肩を並べると場違い感が漂うことは否定できず、ネット上でも「背伸びしてる感じがすごい」「申し訳ないけどイメージがパリコレにそぐわない」といった指摘が多かった。
三代目JSBがこうして世界的な大舞台を訪れるのは、同グループが所属する事務所「LDH」が世界展開を目標に掲げていることが理由だろう。LDHおよびTRIBEの長であるHIROは昨年10月に世界展開を宣言したのだが、その構想が中々スゴイ。「ディズニー」や「ユニバーサル」の名前を上げ、LDHもそれらと同じように「世界中の人が楽しめるエンタテインメントを生み出す」会社を目指していくという。日本国内のLDH拠点は「LDH JAPAN」と名前を改め、アメリカには「LDH USA」、アジアの拠点として「LDH ASIA」やヨーロッパの拠点となる「LDH EUROPE」を展開する予定だ。
昨年11月9日にリリースされた三代目JSBの楽曲タイトルは『Welcome to TOKYO』で、明らかに海外からの視線を意識しているもの。巷では2020年の東京五輪の開会式出演を視野に入れての楽曲ではないかと噂されている。東京五輪の開会式は世界へのアプローチには絶好の場所だ。しかしたとえば前出のアッシャーのように世界各国で人気を博す歌手と、日本でエンタメとしてウケているLDHアーティスト群が肩を並べるのは時期尚早ではないだろうか。
(ボンゾ)
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