ゴシップ

レッドカーペットを歩いたローラに「超チョイ役なのに」の嘲笑は、違うのではないか

【この記事のキーワード】

 世界に先駆けて日本では昨年12月に公開された同作品だが、アメリカでの公開日は今年の1月27日であった。公開に先駆けて1月23日(現地時間)にLAプレミアが行われ、ローラもミラら主要キャストと共にレッドカーペットをにこやかに歩いた。1月29日配信のネットニュースは、このローラの様子を「主要キャストと並ぶ必要があったかどうかは疑問が残る」と痛烈に批判している(asajo)。

 ローラがレッドカーペットを歩いたことでネット上では「ちょっとしか出てないのによくハリウッドに行けたな」「ドヤ顔が、恥ずかしい」などの辛辣な声が飛んでいることをあげ、さらにハリウッド女優たちと並ぶとさすがに顔もスタイルもかなわないとして、まるで<公開処刑>にあったかのよう、と書いている。たしかに現在webで公開されているレッドカーペット上の写真を見ると、ほかの女優たちと並んだローラが小柄に見えることは否めない(ローラの身長は165cm)。だが筆者は公開処刑というほどでもないように思った。主演のミラ(身長174cm)も、全体の比率はともかく、顔のサイズを測ったらローラとそう変わらないのではないか?

 確かに今作でのローラはチョイ役だ。それは誰が見ても同じ意見だろう。原作での<女戦士コバルト>はそれなりに出番も多くその心情もこまやかに描かれているとされており、ひょっとするとディレクターズカットではもう少し出番が多いのではないかと推測する声もあるものの……公開された作品では出演シーンが暗いこともあり、あれじゃローラでなくてもよかったとの声があっても仕方がないのかもしれない。

 だが、ローラは「ハリウッド映画」に出ることを昔からの夢としており、そのために、日本のテレビバラエティに出まくっていた時期から毎朝自主的な英会話練習を欠かさなかったという。今回のコバルト役はオーディションで勝ち取ったもので、ローラはL.Aでのワークショップで演技レッスンに励みチャレンジしたことでも知られている。かつてテレビ画面で見せていた「おバカ」なキャラとは裏腹に、影では夢を実現させるために相当な努力を積んで彼女が掴んだこの役を、“超チョイ役のくせに”と嘲笑することは私には出来ない。

 『バイオハザード:ザ・ファイナル』の1月25日までの日本での興行収入は40億円を突破しており、大ヒットといえるだろう。ローラが今作で念願の夢である女優業、しかもハリウッドの世界へと一歩踏み出したことには変わりはない。たとえ今回は超チョイ役だったにしても、1作でも出演すればそれは確実に彼女のキャリアとなる。26歳とまだ若い彼女が今後大化けする可能性はゼロとは言い切れないだろう。少なくとも活動拠点をニューヨークに移しアメリカで芸能活動を行うと宣言しているお笑い芸人のピース・綾部祐二よりも一歩先に進んでいる。ちなみに渡米予定の4月まであと2カ月しかない綾部は、まだ小学生用のドリルで単語のスペルを覚えている最中だそうだ。大丈夫か、綾部?

(エリザベス松本)

1 2