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中村昌也のマザコンぶりにドン引き…矢口に同情する声も

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(中村昌也ブログより)

(中村昌也ブログより)

 今年5月下旬、自身の不貞を報道されて壮絶なバッシングに遭い、活動休止中の矢口真里(30)。体調不良を理由に出演番組をキャンセルし続け、結局、全てのレギュラー番組を降板し、雑誌コラムなども打ち切りに。事実上の引退状態となっていたが、10月に所属事務所がようやく「無期限の芸能活動休止」を発表した。復帰時期は未定とされているが、一部では「年明けにはバラエティ復帰するのでは?」と見られている。

 一方、矢口の元夫である俳優の中村昌也(27)にとっては、“離婚特需”が舞い込み、「妻に堂々と自宅不倫された男」としてバラエティ出演の多い一年となった。しかし、不貞報道の当初こそ、中村に同情的な声が多かったものの、半年が経とうとする今、風向きが怪しくなっている。ネットでは「矢口が不倫したくなった理由もなんとなくわかる」という声まで……。

 特に一般視聴者をドン引きさせたのは、11月4日の日中に関西テレビで放送された『関西テレビ放送開局55周年特別番組 声に出して伝えたいオカン偉人列伝』だ。フットボールアワーの後藤輝基がMCを務め、中村は彦摩呂やラサール石井、IMALUらと共にゲスト出演。タイトル通り(そもそも「声に出して伝えたい」ってなんだよ、という感じではあるが)、タレントたちが母親の逸話を語る内容であったが、中村は離婚時の母親とのエピソードを披露。

 自称「マザコン」の中村は、矢口との別居が報じられた5月中旬以前から、夫婦仲や離婚を考えていることについて母親に相談。離婚成立後、ドラマのロケで滞在していたビジネスホテルで「このままでいいんかな」と無性に不安な気持ちが沸き上がりいてもたってもいられなくなった中村は、母親に電話し「頼むから来てくれ」と終電で呼び出したそうだ。大阪からロケ先へ終電で駆け付けた母親は、「ホンマにしんどくなったら、いつでも大阪に帰っといで。世界中の全員が敵になっても、オカンだけはあんたの味方やから」と息子に温かい言葉をかけたという。

 このエピソードだけなら、「ああ、意外と気の弱い人なのかな。他に頼れる友達とかいないのかな」程度の感想で済むが、幼少期から「オカンの髪をくるくるしないと(=さわらないと)眠れなかった」という中村、その晩は久しぶりに母親の髪の毛をくるくるさわりながら安心して眠りについたというから驚く。190cmオーバーの巨体を持つ息子(27歳バツイチ)と、その母親が、ビジネスホテルの小さなベッドに2人で眠ったというその構図。これを「深イイ~話~」というテンションで消費させようとする番組、涙ながらに「オカンが大好き」と繰り返す中村。確かにマザコンのようである。

 これが放送されるや、ネットでは「矢口にも甘え過ぎたんじゃないの?」「もし、私が年下と結婚して眠る時に『ママ』『おかん』って髪クルクルして来られたら、絶対嫌だ~」「子供じゃないのだからお袋さんに余計な心労を掛けず自分で考え決断下せなかったのか」「ハッキリ言って気持ち悪い。まともじゃないと思う」「中村は結婚して矢口をどう扱ったんだろうか、どんな結婚生活だったのだろうか」などの否定的な感想が相次いでいる。先だって矢口へのDVなどを報じられた経緯もあり、「母親を大切にする優しい男性」というイメージを出したかったのかもしれないが、マザコンアピールは女性ファンにはドン引きされるだけで逆効果。かといって男性ファンが増えるようなネタでもない。

 そもそも、今年は離婚特需でバラエティ出演が豊富だったが、いつまでも離婚ネタで引っ張るだけでは飽きられる。おまけに中村は「俳優」だ。俳優としての代表作もなく、離婚芸人として自虐ネタやマザコンぶりをアピールするだけでは、芸能界での将来性がない。離婚をネタにテレビに出過ぎると、卑しく見えるだけだ。所属事務所は離婚芸人として中村を消費するだけでなく、役者としてのマネジメントを強化すべきではないだろうか。
(清水美早紀)