
可愛い…(『東京タラレバ娘』Instagramより)
その帰り道から「やってしまった。女同士はこうなっちゃったらだめなんだ」「自分が幸せじゃないからって友達まで巻き込んで、私最低だ」と後悔するのですが、謝ることも出来ず、誰も連絡を取らないまま何日も経過。その沈黙を破ったのは、小雪からの旅館の写真と「ひとりじゃ広すぎる」「来ない?」という連絡でした。2人は「行く!」と即レス。
というのも、小雪はお父さんに嘘まで付いて家を出て、バレンタインのチョコレートを持って集合場所に着いた……にも関わらず、丸井さんから「家族が緊急入院した」とドタキャン。その上、小雪が丸井さんの嫁のSNSを開いたことで、子供がいたこと、「別居」ではなく「第二子出産のための里帰り中」だったことを知ったのです。ドタキャン理由なんて仕事とかいくらでも言えたはずのに……。バカ正直なのかと思えば、別居は嘘……。この段階で気付いた小雪は不幸中の幸いと言ったところでしょうか。
かたや香も、「彼女が仕事でいないから」と誘われて家に遊びに行ったにも関わらず、急遽彼女が帰宅するとわかると、「ゴミを出すように」食べかけのケーキと一緒に部屋を追い出されて落胆。涼ちゃんの鬼畜ぶりがすごい。
そして倫子は、昔3人で撮った写真を発見し、上京してから12年の思い出を回想。香がネイルサロンを出店した日も、小雪が調理師免許を取得した日も、倫子が脚本家デビューした日も、ずっと一緒だったことを振り返り、泣きながら直接謝りに行こうとしたところでした。今回勃発したのは、将来に希望しかない12年前には起こり得なかった、“重たい空気の喧嘩”。今の自分たちは、背負っている不安が大きすぎるし、とにかく重い、と倫子は分析します。