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大杉漣たち名俳優6人の学生服ダンスが可愛すぎる/『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』第五話レビュー

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 野村くんと同級生役の松重さん以外のメンバーは、次のシーンまで5時間待ち。みんなで石油ストーブを囲んでる最中、「松重が監督の首を切ろうとしたんだよ? 俺はそんなこと1回も聞いたことないからね、許せないからね!」とフイルムの件を思い出した大杉さんは急に怒りだします。その後、メンバーは教室内から外で休憩をしている松重さんと野村くんの姿を発見。近くにある機材からは、ピンマイクで拾った2人の声が聞こえてきます。

 撮影中、“1人の女子高生が恋する男子に近づく”的なストーリーだったはずなのにBL展開にしようとしたり、ダンスを変更しようと言い出していた監督に対して、嫌悪感を抱いていた野村くんは、「今日みたいな現場だと誠意を感じられないというか、おかしくないですか?」と自分の気持ちを松重さんに吐き出します。「やるとなったら腹をくくる。作品をベストなものにするためには、自分を殺すことも必要なんじゃないかなぁ……」と真剣に答える松重さん。野村くんが真剣に相談に乗ってもらってる中、大杉さんはなんと「野村くん、大杉漣です。僕の言ってもらった通りに言ってもらえるかな?」とトランシーバーで野村くんのイヤホンに指示を出しました。「監督に降りてもらった方がいいですかね?」と聞き出し、裏の松重さんを暴こうとしているのです。メンバーがそんな真似はやめろと止めるも、興奮状態の大杉さんは止まらないっ! 指示を受けた野村くんは思わず「まっちゃんはそういうこと考えたことあるのか?」「どうなんだ、答えろ! 松重!」と大杉さんの口調をそのまま伝えてしまうのでした。そうこうしているうちにトランシーバーを取り上げられ、遠藤さんから足四の字固めをくらった大杉さん。「ごめんね、取り乱したね、すみません」とやっと我に返りますが、足四の字固め姿のまま倒れ込んでいる大杉さんと遠藤さんの姿はリピート必須の萌えシーンです。

 撮影現場では、ダンスシーンをチェックし「お前はドリームを描いて、サクセスしようとしてたのか? 舐めてんだろ!」など意味不明な言葉でダメ出しをしてくる監督に、いよいよ苛立ちが抑えきれない野村くん。その姿を見ていた松重さんは、外で休憩を取ろうとする野村くんを呼び止めて、「同じ作品作ってんだから、一緒にメシ食おうよ」とお弁当とお茶を差し出します。

「作品っていうのはさ、それを作りたいと強く思っている誰かがいるわけじゃない? 俺たちはその誰かに必要とされてるわけでしょ? それに応えて、出来ることを全力でやる。それだけじゃないかな」と野村くんの今の気持ちを汲んで諭しながら、松重さんは10年前の『バイプレイヤーズ』の話を出し、「うまくいかなかったんだけど、あれは完成させたかったなぁって想いがずーっとあるんだよ。1番作りたがってた大杉漣さんのためにもね……」。と語ります。教室で盗み聞きしていた光石研さん号泣。この言葉で松重さんのフィルム窃盗疑いも消え、「自分が恥ずかしい」と大杉さんも号泣です。

 それにしても、監督についていけないと怒ったダンサー達が帰ってしまったり、若者の野次馬が来たりで監督も逆ギレ状態、MV撮影はうまくいきそうもありません。撮影中止にせざるを得ないか? と思ったその時、「おい!」と野太い声が響きます。そこには、ダンサーの代わりを務めようと、学生服を着たバイプレイヤーズ6人の姿。騒ぐ野次馬に近づきビンタする寺島進さん、怒号を放ち追い払う大杉さん。漣さん……激怒、号泣、怒号と大忙しですね。

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