歌舞伎役者との熱愛が報道され、主演映画がローマ国際映画祭で最優秀監督賞と技術貢献賞を受賞するなど、AKB48卒業後も何かとメディアで取り沙汰されることの多い前田敦子(22)。
AKB時代は、常に大所帯のトップポジション=センターに配置され、強いストレスにさらされていたためか、「可愛さが安定していない」と言われることも多かった彼女だが、卒業してからは憑き物が落ちたかのようにスッキリした美女に変貌したともっぱらだ。
確かに、少女らしさを強調する派手な制服風衣装や髪飾りを着こなしていた頃と現在を比べれば、彼女が「大人の女性」のルックスを手に入れたことは明らか。AKB時代から私服はハイブランドばかりを身に着け、大人への憧れが人一倍強かったという彼女だけに、現在はさまざまな面で理想的な生活を送れているのだろう。
しかし彼女が美しくなった理由は、重圧から解放されたから……というだけではない、という見方もある。というのも、デビュー当初から鮮烈な印象を放っていた個性的な輪郭が、妙に「スッとした」からだ。
10代前半のデビュー時から、いわゆる「エラ」部分が張り、下顎もやや突き出た輪郭だった彼女。だがここ最近のメディア露出を見る限り、頬〜首にかけてのラインに角張ったところはなく、きれいな卵形の輪郭になっているようだ。これにより、主にネット上で「整形でエラを削った」とウワサされているのである。
「エラを削る」といえば、お隣の整形大国・韓国でも定番の施術のひとつといわれるが、果たして前田もエラを削ったのだろうか?
「エラを削る、と言っても、輪郭の骨を削り取ったり筋肉や脂肪を除去したりという施術ばかりではありません。もちろん、そうした施術によって小顔を手に入れることは可能ですが、いくら口腔内切開で手術するとはいえ、多少は腫れますし仕事に支障が出ます。全身麻酔での手術になるので、入院も必要です。それよりは、ボトックス注射を打った可能性の方が現実的かもしれませんね」(美容業界関係者)
ボトックス注射でエラが消える? 業界大手・高須クリニックのwebサイトにもそのような施術の紹介が載っているが、施術時間は約10分で入院の必要もない手軽な方法のようだ。1回の注射で半年〜1年ほど効果が持続するうえ、「4~6カ月おきに約5回程注射すると半永久に効果が続き、元に戻らない」というからすごい。おまけに、「正面から見たときの顔の横幅を細くする効果はエラ削りよりも優れていることが多い」ともある。また、下顎を含めフェイスラインを整えることで、相対的に鼻も高く見え、美しい横顔を手に入れることができる。
おりしも、19日に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、前田がセンターを務めていた時代のAKB48のシングル「真夏のSounds good !」のMVが流れたが、前田ら卒業生組の顔面にボカシがかけられていたことが話題となった。過去の顔とはもう決別したい? ただし、10代〜20代はまだ顔も肉体も成長途中。10代のころは首や鎖骨周辺が華奢だったため、エラが悪目立ちしていたが、大人になって体の骨格も発達したために現在のように目立たなくなった……という可能性も捨てきれないため、あしからず。
(犬咲マコト)