気持ちよければ、すべてOK！
長らく、感度アップ系のグッズは敬遠してきました。「だって私、十分感じるし」っていうのがその理由。いや～、あさはかでしたね～。これって「俺が感じさせてやるから」という理由でローションを拒否する男性と同じ思考回路でした。つまり“マイナスを補うもの”としか見ていなかったのです。
たしかにローションは女性の潤いが足りないときにたいへん役に立ってくれます。濡れ方は体質にもよるし、体調にもよります。いつもいつでも同じように濡れます！ っていう女性はいませんし、そんなときに「俺が濡らしてやる！」と張り切られるのは、ありがた迷惑もいいところ。すみやかにローションを使っていただきたい。濡れないことをマイナスとするのは、語弊があるかもしれませんね。でも強引な挿入で痛むのは女性だけだし、そうならないよう解消すべき問題であることはたしかです。
同時に、ローションは“プラスを、さらにプラスにするもの”でもあります。クリトリスや乳首といったデリケートなところにほんの１滴加えるだけで、ツルツルヌルヌルした感覚がたまらない！ これは男性にもいえることで、女性の手で刺激してあげるときにローションを使うと、快感が倍増なのだとか。こればっかりは男性の身にならないとわからないですけどね。
使わなくてもいいっちゃいいけど、使うともっと気持ちいい。これは感度アップ系グッズにも当てはまるのではないか。だとしたら私、損してたじゃん……。スルーしてきた時間を取り戻す勢いで、試してみました、４種類の感度アップ系グッズ。その使用感をレポします！
アンナラブマジック
これ、長らく売れていますよね。このジャンルではド定番といっていい存在です。
軽めの美容クリームのようなぺったりしたテクスチャーで、伸びがよさそうです。においはナシ。こうして指ですくっても何も感じないのに、クリトリスに塗るとかすかにピリッとした刺激を表面で感じます。
さらに、それほど時間をおかずにその刺激がクリトリスの芯の部分へと向かっていく感じがするんです。やがてジンジン、カーッ！ と熱くなりました。不思議～。
特にクリトリスに触れなくても、10分ぐらいはジンジンとしています。さらにその後10分もホワ～ッとした熱の余韻のようなものが敏感な部分に残ります。触らなくてもこうなんですから、指でクリトリスに練り込むようにしながら刺激するとジンジン感がヒートアップ！ 表面から内側まで、クリの快感センサーがマックス振り切っているのがわかります。
この感覚は、シルトリンが配合されているゆえなのですね。血流を改善する成分らしく、男性の勃起促進剤にもよく使われています。そちらのほうではどれだけ効くかはわかりませんが、少なくともクリにはい～い感じです！
