インタビュー

女性器整形後進国だった日本で、名器づくりに心血を注いだ男/本田昌毅医師インタビュー

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名器は女の武器になる

施術前は、ヒアルロン酸を打つ位置を女性器模型を用いて説明する

施術前は、ヒアルロン酸を打つ位置を女性器模型を用いて説明する

 ところで、彼女たちは最初から名器づくりを目当てに、本田氏の元を訪れるわけではないという。まずは、その女性が「自分が気持ちよくなりたいのか」、それとも「相手に気持ちよくなってもらいたいのか」というカウンセリングを行い、その選択により、Gショットなのか、Mショットなのか、施術が決まる。

 訪れる女性の年齢層は、ほとんどが30歳前後で、結婚を意識した独身女性たちだった。

「婚活前に、まんこに取り柄を作っておきたい」
「ちんこを掴んで幸せな結婚、玉の輿をゲットしたい」
「長く同棲している彼氏との、結婚の決定打にしたい」
「彼が浮気しないよう、彼のちんこに喰らいつくようなまんこになりたい」

 動機は様々だが、彼女たちはいずれも、“名器は男を逃さない”と目算していた。しかし、なかにはこんな危険な目に遭った患者もいたという。

「名器がどんなものか、適当な男で試してみた女性がいました。すると相手が本気になってしまい、ストーカーのようになったというのです。で、『困っているんだけど、どうしたらいいですか?』と相談に来たんですね。以来、僕は、Mショットを打った患者さんには、こう言うようにしています」

【名器は武器である。伝家の宝刀を、むやみに振りかざすべからず】

 男はそれほど、「何万人に1人の名器に当たった!」と思うと、その女性を離したくなくなってしまうものだそうだ。

 婚活女性だけでなく、経産婦の施術希望患者も多いという。

「もう一人子どもが欲しいが、まんこが緩んでしまい、夫がセックスをしたがらない」
「子持ちシングルマザーだが、彼氏が欲しい」

 やはり男性目線を意識した動機が多く、「自分が気持ちよくなりたい」と訪れる女性は全体の3分の1だったそうだ。彼女たちは、「イッたことがないから、人生で1度はイッてみたい」と真剣に悩んでいた。

 さらに、パートナーの男性同伴で訪れる女性患者もいる。これは男性目線の究極というか、「俺の彼女がMショットをやって最高だったぞ。おまえも彼女を連れていったらどうだ?」といった口コミが、カップルを呼んでいるという。カップルの場合、本田氏が彼氏の男性器の長さや太さをチェック、それに合わせ、彼女の女性器をカスタマイズする。まるで専用のオナホのようだ、という感想は野暮なのだろうか。彼女も乗り気ならば別にいいが……。男性器を、まんこに合わせて拡張/縮小したり変形させたりもあるのだろうか?

「もちろん男性の方も、彼女の形に合わせて太くしたりもできます。普通の美容整形は、自己満足するための自分だけの世界ですが、女性器整形は、動機はどうあれ相手ありきのもの。気持ちが良いセックスをしたいのは男女どっちにとっても当然の欲求。だから、体の相性が悪いと、外での浮気につながることもある。だけど、オンリー・ユーの性器だったらそんなことも起こらないと思うんです」

 かつて、男性のシンボル=男性器に対し、女性のシンボルは胸だった。それが、ビキニラインだけだった脱毛にOラインやIラインも加わったことで女性たちの性器があらわになり始めた約10年前から現在にかけ、女性器が自己主張を始めている、と本田医師は言う。まんこは声を上げているのだ。私はここにいるよ、と。

「あと5年もすれば、女性器整形はもっとポピュラーになっているんじゃないかと思います。ひとつ課題があるとすれば、広告宣伝しようにも、“女性器”が雑誌コードにひっかかってしまうので、女性雑誌に広告が打てないこと。包茎はOKなのに。だけど年々、ニーズの高まりを感じているので、派手な宣伝がなくても自然と広がっていくと、僕は確信しています。現在までで約4000人の女性に打っていますが、よりよき施術を目指し、日頃のフィードバックを明日の治療の肥やしにしています。患者さんが教科書であり、僕の恋人も教科書なんです」

 本田氏の名器研究に献身的な恋人とは、どんな女性なのか。最後に聞いたところ「若くて可愛い」そうだ。ちなみに本田氏の元カノはあの、球界の至宝・王貞治の娘、王理恵さんだ。そう、本田氏は“蕎麦の人”である。彼は今日も、最高の女性器を探し続けている。

本田ヒルズタワークリニック

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有屋町はる

AVメーカー広報、実話誌編集を経てフリーライターに。現在は週刊誌にて、中年男性目線の芸能記事やピンク記事を中心に執筆中。U15アイドル周辺が好き。