彼氏がいようといまいと、ビッチだろうと喪女だろうと、どんな女性のもとにも“独り寝”の夜はあります。丸ごと自分だけに使える貴重な時間、ぼやぼや過ごすのはもったいない。オナニー(ONN)、妄想、オトナのオモチャ……明日の、そして未来のエロライフに繋がる“攻め”の独り寝を、独り寝ニスト&バイブコレクターの桃子が提案します。

真珠入りペニスの持ち主!
男性アイドルにはとても疎い私ですが、KAT-TUNの田中聖さんの脱退には興味津々でした。いえ、正確にいうと、興味の対象は真珠入りペニスです。もともとアイドルばなれしたキャラの方とはいえ、「真珠代わりのシリコンを入れる『改造』を施しており、勃起時間を延長させるコックリングという器具を装着」というのは、本気が感じられて、そこまでやったんならそりゃ人に見せびらかしたいよね、と思わされました。
今回は、「真珠が入ったチ○コは気持ちいいのか?」について考察します。
とはいえ、大多数の女性と同じく、私は改造チ○コにお目にかかったことがありません。もしそんな人と出会えたら、360度、舐め回すように観察し、もちろんおいしくいただいて、その挿入感を味わいたですが、残念ながらそんなチャンスには恵まれなさそうです。
救急医療の現場で働いている、知人の男性医師によると、「うちの病院に運ばれてきたかぎりでいうと、真珠を入れている人はけっこう見る。でも、包茎手術をした人は見たことない」そうです。その場にいた同僚医師もしきりにうなずいていたので、私は、①包茎手術の後は目で見てわかるものである ②真珠、またはシリコンボールを入れている人は意外といる! という、たいへん有意義な情報をいただきました。
さて、巷にそれなりの数が存在するにも関わらず私自身は未遭遇ですので、ここはバイブコレクターらしく、バイブに置き換えて考えてみます。第一、私は知っているオトコの数より、試してきたバイブの数のほうがケタ違いに多いのです。そしてバイブは、真珠どころではない突起物をいくらでも施せます。ゆえに、バイブ基準で考えたほうが、わかりやすいんです。
いきなり結論からいってしまうと、多少の突起物では膣内で感知できないことが多いです。下の写真のバイブにあるイボイボは、まさに真珠っぽいサイズです。が、はっきりいって、この程度では、中で「あ、イボイボが引っかかってる!」とはわかりません。とあるハウツー・セックス本でも、膣内はそんなに敏感な器官ではないとありました。でも男性は、これで女性が感じて、乱れ狂うと信じてやまないんですね。バイブを作っている側は、なんだかんだいって男性がほとんどなので、そんな願望がこうして形となって表れるのです。

商品名が、まんまです。 「イボイボフワーファ」
もちろん、真珠のサイズや入れている数にもよると思いますが、たとえばこのバイブはペニスでいうところのサオ全体に、イボイボが入っています。これだけの異物をペニスに挿入するのって、もちろん痛いでしょうし、感染症のリスクも高いでしょう。そうまでして改造をして、本人は「俺のスゴイだろ、ドヤ!」という気持ちなのでしょうが、それでも女性のなかでは気づかれない……となれば、ちょっとした悲劇です。
ただ、このバイブに関していうと、素材が柔らかいんです。「マシュマロのような」触り心地を謳うだけあって、ぎゅっと握ると指がめり込むぐらいです。だったら挿入したときに、膣圧でボディにめり込むだろうから、それで感じないのでは……という意見もあるかもしれません。
たしかにその通り! でも硬いうえに、鬼の金棒のようにゴツゴツした異物を挿入されても、痛いだけじゃありません? 鈍いといわれる膣でも、さすがに感知しますが、そこから派生する感覚は「違和感」「痛み」です。膣内で感知できる=気持ちイイではないんですよね。膣内を硬いものでゴリゴリこすられたいという女性もいるのかもしれませんが、少数派であることは間違いないでしょう。
1 2