恋愛に疲れちゃって暫くひとりでいようと思ってたこと。恋愛に臆病になってたこと。上手くいかなくなるなら、これまで通りの関係でいようと気持ちにブレーキをかけていたことを打ち明け合った2人は交際を決め、見事カップル誕生です。決め手は、早坂さんの「それでも僕は、倫子さんと一歩前へ進みたいと思ってる。傷ついた者同志だからできる恋愛もあるんじゃないかな」でした。そして、「僕達のペースでゆっくりやってきませんか?」という早坂さんに倫子は首を振り「ゆっくりなんて嫌です。早く次に進みましょ。私たちゆっくりなんてしてる時間ないですから」と早坂さんに抱きつきます。この2人、すごい良い感じなんですけど、まだ8話。別れちゃうな~。無念です。
さて。今回の主役は、生理が遅れて妊娠疑惑が浮上した香。もちろん相手は鬼畜クズバンドマンでお馴染みの涼ちゃん(平岡祐太)。すぐさま倫子と小雪(大島優子)に打ち明け、「もう嫌だ、こんな自分……」と頭を抱えます。「デキてたらどうすんの?」と聞かれても「私どうするんだろ……」と溜め息。小雪が妊娠検査薬を買ってきてくれるのですが、「(陽性だった時に)涼ちゃんが嫌な顔したら終わりだよね」と検査を拒みます。それでも、「涼ちゃん子供がほしいんだって。この前言ってた」「涼ちゃん、今の彼女とそんな続かないと思うんだよね」「もしかしてこれで、私をまた本命にしてくれるなんてことは……ない、ですかね」と淡い期待も抱く香、どんだけ幼稚なんだ。
検査する勇気もなく、涼ちゃんにも言えずに悩んでいる香に、「香~~、俺もうダメかも~~~。熱38度もあんだけど~~~。俺死ぬのかな~~~、まじつら~~~い」とクズ、あ、涼ちゃんから電話が。看病に駆けつけた香に「(常備してある)缶詰のみかん食べたい」というクズ、あ、涼ちゃん。というのも、2人が同棲していた時、熱を出した涼ちゃんに香が缶詰のみかんを出してくれた時から、風邪を引くといつも食べているとのこと。ちょっと喜んじゃう香ですが、そんな自分にも辛くなり、トイレに駆け込みます。
その隙に偶然、涼ちゃんが香の鞄の中に検査薬があることに気付いて、「お前妊娠したの?」「香、産みたい?」「香が決めていいよ」と。さらに香が「産んだらどうする?」と聞くと、「ちゃんとするよ、責任取るよ」と香を抱きしめながら「ひとりで悩んでた? ごめんな香」。香、うっすら喜びます。本命の彼女と別れるとも、結婚するとも言われてないのに。