前回、ビッチは老化の現実を突きつけられ、自分よりも年下のニューカマーたちが増えてくることで徐々に退化していくというお話をしました。
それに加えて、セックスにおいてビッチなスタンスが変化していることに気づいた出来事がいくつかあります。今回はその中のひとつをお届けします! 年下好きなビッチにはぜひ読んで欲しい内容かもしれません。
ビッチ、合コンをはしごするの巻
ある日、ヤリマン・サークル(メンバーは私とビッチ友達の2名のみ)の主な活動である合コンへ出かけました。その日は、結果的に1日で合コンを3件はしごするというかなりハードなスケジュールをこなすことになったのですが……。まず、1回目の合コンはバーベキューというわりと健康的な内容。8対8という大人数でしたが、終始和気あいあいとしたムードで進行していきました。ビッチといえども一応空気は読むので、アルコール・マジックにかかることもなく、さわやかにその場を楽しみました。お昼からの合コンで、バーベキューが終わったのは夕方。まだ時間がある人たちで二次会いく? という話が出ましたがグダグダになり結局解散することに。
ここで、ヤリマン・サークルは緊急ミーティングを開催。「まだ夕方だし、もっと楽しいことして遊びたいねー」「楽しいことしたーい!」と言いつつ、最終的にいつもセックスしかしていないのがビッチです。私とビッチ友達は手分けをして、一緒に飲んでくれそうな男性に手当たり次第に連絡します。「今から◯◯来れる?」という、かなり急なお誘いです。しかし、持ち前のひきの強さで1時間後スタートの合コンの約束を取り付けます。そしてよくありがちな居酒屋でのプレーンなスタイルの合コンを開始。この時は、昼間のバーベキュー疲れでお酒もあまり進まず。時折、睡魔に襲われる始末。自分から急な約束を取り付けておいて、一体何様なんでしょうか?
この時の合コンはただの休息時間となり、22時頃には完全復活。ホント、自分勝手ですよね……。自分達が勝手に疲れて休憩していたくせに、「なんか微妙だね」などと言いのけ、二次会のお誘いを断ります。そして、「まだ22時じゃん! もっと楽しいことしよー」と、先程の無差別テロのようなTELを男性にかけます。前置きが長くなりましたが、ここからが問題のビッチの変化に関わる合コンです。
リア充大学生達との一戦
ビッチ友達のネットワークにより、1時間後に現役大学生3人との合コンがめでたく成約しました。この日はたしか日曜日。一般的な社会人の方々は、自宅で明日からの仕事に備えて、ゆったりとした時間を過ごしているはずです。日曜日のこんな時間から、しかもその場のノリと勢いで合コンしようとするのはビッチと大学生くらいかもしれません。その大学生たちは、いわゆるリア充を謳歌しているような、イベサー、まじ楽しいっす! といった風貌。
その当時、24歳だった私は弟と同じ年の男の子たちに多少ビビりましたが、さすがはリア充、女性の扱いにすごく慣れています。大学のサークルにありがちな、なんちゃらゲームをしながらお酒は進む一方です。アルコール・マジックが効き始め、もはやこの3人なら誰でもいいやー! というヤリマン・サークルの一員として誇るべき思考になっていたその時。トイレにいった私を、その中のひとりの男の子が呼び止め、その居酒屋の空いていた個室の席に連れて行かれました。この時点で、私の子宮の鼓動は大地と共鳴するほどにドックン×2。すると彼は「もう姉さん見てるだけでたまんない!」と言いながら、熱烈なキスを私のグロスでテカテカ光ったリップに。ええーっ!
これって出会って◯秒で合体! ってAVみたーい! などとバカな感想を持ちながら、年下の大学生に姉さんと呼ばれキスをされる自分に酔いしれていました。
しばらくチューチューしていると、ほかの2人の大学生もその個室に入ってきて「あー! お前ばっかりずるい!」「俺も!」と順番にキスされる形に。まさにハーレム、この世の極楽。今まで生きてきてよかった……。この時、私の脳内では、アドレナリンやらなんやら、幸せを感じる分泌物が出まくっていたはずです。そのうち、ビッチ友達も合流し、とりあえずみんなでキスするというアホな絵面に。このまま居酒屋の個室でキスし続けるのも何なので、みんなでビッチ友達の家(通称:ヤリ部屋)に行くことになりました。
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