乱交、開幕
ヤリ部屋に着いた途端、大学生男子の性欲は大爆発し、私とビッチ友達がその3人を代わる代わる相手するという乱交の幕が開演。きちんとコンドームを持参している礼儀正しい大学生たちでした。これは絶対他でも同じようなことをやってますよね。ま、私もだけどッ!
ひと通りことが終わり、みんなで仲良く川の字で寝た翌朝。ふと、隣で寝ていた大学生を見ると、そこには純粋無垢な赤ちゃんような、かわいらしい寝顔がありました。それを見て、数時間後前まで乱交していたクソビッチは、「この子たちはまだほんの子供なんだ。それなのに私はあんなことやこんなことをやらせたりして……」と深い罪悪感を覚えたのです。もう、この子達のお父様お母様に謝罪したい。こんなババアと交わらせてごめんなさい、と。あの時の賢者タイムは、「やばい、よく見たらそんなにかっこよくなかったのにやっちった」という過去に何度も犯したミスの後に訪れたそれとは比べ物にならない重さがありました。
たまたまベビーフェイスの大学生だったにしても、あの寝顔の幼さは私にとって衝撃的なものでした。彼とは4歳しか違わないけど、私の寝顔はおじさんだかおばさんだかわかんないような、わけわかんないけどとりあえずブサイクなもの。そんな寝顔で寝る奴が、あんなピュアな寝顔を持つ男の子を汚すことは許されない! 報いを受けよ! と神に言われたような気がしたんです。それから、私はヤリマン・サークルの活動をやや自粛するようになりました。その大学生たちとは連絡先を交換したので、彼らはたまに「飲もうよ!」という連絡をくれるのですが私はそれに一度も行けていません。彼らとのセックスは今までのセックスの中でベスト5に入るくらい楽しかった。しかし、あの魔の賢者タイムに耐えられる気がしないのです。いや、ヤリ始めちゃったらどうでもよくなるんじゃ……? せっかくだからもう一回くらい……。ビッチ完全引退までには、もう少し時間がかかりそうです。
■Lollipop-Rumiko(ロリポップ-ルミコ)/通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。
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