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死に装束騒動で炎上の紗栄子! さすがの“嫌われ女”ぶり!?

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『Saeko One&only 「私は私」。ルールに縛られない、おしゃれな生き方』集英社

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 今月11日、公式ブログにアップされた着物姿の写真が、あわせが左前になる“死に装束”になっていたことを受けて炎上したタレント・紗栄子(26)。嫌われタレントの代表格であることもあって、ネットでは「せっかくの息子の七五三に死に装束とか…」「恥ずかしすぎる(笑)」など辛辣なコメントが相次いだ。

 ところが2日後の13日、紗栄子は同ブログでこの写真について「私の着物姿……インカメラで撮っているから反転していたんだけど、紛らわしかったみたいですね」と、左右反転の写真であることを説明した。実際は左前ではなかったことが判明したのである。先日、きんつば屋をオープンさせたという記事に掲載されている写真が左前だったとして、同じように炎上した園山真希絵と同じく“死装束グループ”の仲間入りを果たしたかと思いきや、実はそうではなかったのだ。これで大炎上も収まるかと思いきや、「着物を着てる写真を反転させちゃったらどうなるかは全然考えてないわけで 結局非常識ってことですな」など、反転させた写真をアップしてしまったこと自体に非難が集まるという珍現象が発生する有様となっている。

 紗栄子は元夫であるメジャーリーグ選手、ダルビッシュ有との離婚において、養育費や慰謝料など金銭面での折り合いがつかず、協議が長引いていることが度々報じられていた。ダルビッシュ側が1億の慰謝料と月100万円の養育費を提示したが紗栄子が首を縦に振らなかったこと、最終的には、紗栄子が子供を養育し、ダルビッシュが月に200万円弱の養育費を支払うことで決着したことも報じられたが、一般人の感覚からしたらまさに桁違いの金額が明らかにされたことから、すっかり“銭ゲバ”イメージが定着することとなった。今では嫌いな女芸能人ランキングなどで、同じくブログ炎上女王・辻希美にならぶ上位への食い込みを見せている。

 こうしてすっかり“嫌われ女芸能人”となった紗栄子であるが、なぜそこまで嫌われるのか? 「反転した写真を載せること自体が非常識」という非難はさすがにトバッチリ以外のなにものでもないだろう。とはいえ、彼女の発信する情報を眺めていると、イラッとくるポイントは確かに多い。まず、そもそも最初の芸名は片仮名表記のサエコであったが、ダルビッシュとの“できちゃった婚”に際してダルビッシュ紗栄子に改名。ここからすでに、人気野球選手の妻になったという喜びの“見せびらかし感”が透けて見える。なにも芸名まで変える必要はないだろう。さらに離婚で紗栄子と再改名。こうきたら再婚時にも名字を付け足して改名するに違いないだろう。

 また、結婚前はむしろタレントというより女優としてキャリアを積んでいたが、ドラマの脇役を演じることが多く、事務所が必死に売り出している芸能人といった印象が強かった。ところが、ダルビッシュとの結婚で芸能界における知名度、夫のイメージに伴って自身のイメージも爆上げされる今で言うところの“里田まい現象”が起こった。その後、そういったイメージはすっかり“銭ゲバ”に書き換えられてしまったが、離婚で一般人離れした養育費を受け取ることになっており、金銭的には何の不自由もない状態ともいえる。言ってみれば元夫のダルビッシュとの結婚〜離婚を経て、イメージダウンは免れなかったが知名度は格段に上がり、養育費を得たことで当面の生活の安定も保証された。金銭的にも爆上げ状態が続いているとも言えるだろう。こうしたことから反感を買っているということは大いにありそうだ。もともとダルビッシュとの結婚がなければ二流芸能人だったのに金持ちになりやがって……という気持ちを抱かれることも多いのではないだろうか。筆者はついついそう思ってしまう。

油断できない紗栄子LINE

 また公式ブログもさることながら、最近の紗栄子はLINEでの更新も行っており、こちらはかなり飛ばしている。LINEというアプリゆえ、ブログよりプライベートな事柄が綴られており、“反感買われポイント”の高い自撮りも多い。ある日のLINEでは「飛行機に乗ったら高熱が出た。よってせっかくのParisなのにずっとホテルでパジャマ……」として、パジャマ姿の自撮りとともに、「ビタミンC補給」とイチゴらしきものをほおばる顔のアップも一緒に送りつけられてきた。高熱なのに自撮りかい! と呆れもするが、根性の入った自分好きっぷりには感服しかける。

 プライベートの様子もリアルタイムに送られて来ることがあり、15日には「仕事の合間に杏奈さんと」と、カフェらしきところでくつろぐ住谷杏奈の写真が送られてきた。「そしてこれから東原さんも(はーと)」と、デスブログ女王・東原亜希とも合流したと綴っている。3ショットも送られてきたが、東原の持っているロンハーマンのショップバッグのロゴが反転しており、死装束騒動の時と同様、インカメラを使っているようだ。

 またある日には「今日はパパがアメリカから帰ってきました(はーと)」と、ダルビッシュとは言わずに、でもわざわざあえてそれをLINEで知らせるという行為も。離婚後もダルビッシュとのつながりを何かとブログで匂わせてそのたびに炎上していたが、それはLINEでも健在だ。むしろ、紗栄子は今もダルビッシュありきの自分であるということがよく分かっているのだろう。と思えば「あーぁ。眠れない。」とまたドアップの自撮り! 油断できない。

 さらには「私の今までの人生の中で、1番セクシーなKissをしてくれる人……」と思わせぶりな言葉が届いたかと思えば、間髪いれずKiss写真が送られてきた。お洒落フォトのようにちょっとブれていて分かりづらいが、かなりディープだ。しかしその直後には「次男くん(はーと)」と、このディープでセクシーなKissの相手が次男だったことをオチにしていた……。こういうところが反感買っちゃうんだろうなぁ。自身の子供とのディープなKiss(母親の口内細菌が子どもに移っちゃう! と心配になる)をわざわざ撮るところもイライラポイント高めだ。

 筆者はイライラしつつ、時にオイッ! などツッコミを心で入れながら、それでも、紗栄子をついついウォッチし続けてしまう。やっぱり認めたくない(?)けど紗栄子にはなんとも言えないチャーミングさとセクシーさがあると思ってしまう。例えば炎上ブログ女王・辻ちゃんのブログで、デビュー当初と比べて変貌しすぎた顔の写真なんかを見ていると、時にものすごく恐怖を感じたり、いつまでも満足できない美への探究心なんかを垣間見させられ、楽しくブログを見ることができなくなってしまったりする。しかし、紗栄子のブログにはそういったゾワっと感がない。時にダルビッシュとのつながりを匂わせたりするところから、また次の男ができたらソイツを匂わせるのかなぁ、と楽しみだ。いまやシングルマザーとなってしまい、2人の子供を育てつつ自身の可愛さも保っているのは、それなりに美容に金も使えるからだろうが、努力も怠っていないということを蜷川実花責任監修ムック『ママ・マリア』(光文社)でも語っていた(記事はこちら)。これからも子育てに、恋愛に、自分磨きにいそしんで、屈託のない嫌われ者として世にはばかり続けてほしい。

ブログウォッチャー京子/ 1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

ブログウォッチャー京子

インスタウォッチが日課の子持ちライター。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています

@watcherkyoko