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韓国の“結婚のならわし”に唖然としつつ…「チリトマトヌードル」の薦め

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こんにちは 自意識和代で ございます

何か……意味のない俳句のようですわね。
ええ。私に意味なんてありませんわ。
なんつって。

さて、みなさんの好きなカップ麺って何でしょうか?

私は少し前まではシーフードヌードルが一番好きでしたが、ここのところチリトマトヌードルが気に入っています。
押し付けがましくない、程よい酸味と辛み……
それでですね、このチリトマトヌードルをつるつるの麺でも食べてみたい! って思ったんです。

tsuru   tsuru   no   men……

つるつるの細menじゃないわよ。でもそれ、いいわね……(湯気)
ツルツルの中nenじゃないわよ。それは嫌だわ!(蒸気)
でも……私……ちょうどいいかも?
何の話だ!!

(噴火)(噴火)(噴火)(噴火) ズド~ン (噴火)(噴火)(噴火)(噴火)

チリトマトヌードル。予告通り特に思い出はありません。
食べたい! ただそれだけよ。ピュアでしょ?
じゃあ、何の話をしようかねぇ。
まだマスターしていない「お茶漬け粥」の話でもしましょうか。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜回・想〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

むか〜し昔。2003年頃。私は友人Hを訪ねて名古屋へ遊びに行きました。
友人H宅に泊まり、翌日は大阪に行く予定でした。
大阪では宿は決めてないから適当にビジネスホテルを探すよと話したら、その友人Hが、
「大阪に友達いるから泊まれるか聞いてみるよ」と言って速攻電話。
TeLLLLL……TeLLLLL……
えっ……おい……今日の今日だぞ……いいのか……?
……いい!? ええ??
ありがたやありがたや。
友人Hの人徳よ……。

(ガタンゴトン)(ガタンゴトン)(ガタンゴトン)(ガタンゴトン)(ガタンゴトン)

かくして私は友人Hの友人Kさんのお宅にお世話になることになりました。
Kさんは韓国出身の女の子。当時は日本の古典文学を学びに留学中でした。
大阪でKさんに再会。1年ぶりくらいだったでしょうか。
私のこと覚えててくれてたんですねと言うと、Kさんは前回会った時の出来事を話してくれました。

友人Hが名古屋の仲間とKさんを引き連れて熊本へ帰省してきたときのこと。
みんなで温泉に行ったのですが、友人Hの連れの男の子たちの行儀が悪くてムッとしたんです。
温泉から出た後の待ち合わせ場所を決めてあったのですが、男衆はなかなか現れず。
連絡つかず、探しても見当たらず。
友人H、Kさん、私の3人で待ちぼうけ。
過ぎ行く時間……。
そしたらなんと。
何のことづけもなく、男衆は先に温泉から出て、少し離れた店で飲んでいたのです。
実はこの日は友人Hの家で夕飯が予定されていて、Hの家族が夕飯の用意をして帰りの連絡を待っていたのです。
友人Hは憤慨。
男衆は「ちょっとくらいいいじゃない。コレ飲んだら行くから。みんなも1杯飲んでから行かない?」とな。
テーブルにはおつまみが3品。
何故Hがそんなに怒っているのかわからない、という様子で困り顔の男衆。
困らせてる張本人が困り顔すんな!! 

 カッチーン

私の頭の中で音がしました。
風呂上がりのビールを飲みたくなるのはわかる。よくわかる。
でも居場所くらい言えや!!
結構な時間探しまわったんだぞ!!

ムカついた私は「じゃあ私も1杯飲んでいく」と生ビールを注文しました。
ホッとした顔の男衆と、微妙な面持ちのHとKさん。
私は生ビールを受け取り、一気に飲み干し、男衆に言いました。
「飲んだよ。じゃ行こうか」
男衆の「えっ!?」という顔。ザマミロです。
Kさんはこの時のことを覚えていたんだそうで。
そういえばこの時Kさんは嬉しそうにしてたような気がします。

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自意識和代

人の好意をなかなか信じられず、褒め言葉はとりあえず疑ってかかる。逆にけなし言葉をかけられて「なんて率直なんだ!」と心を開くことがある。社交辞令より愛あるdis。愛がなければただのdis。凹んじゃうよ! ラブリーかつ面倒なアラフォーかまってちゃんである。