ゴシップ

4月クールの「フジ月9」「TBS日曜劇場」は成功か破綻か…バカリズムのOLドラマも注目

【この記事のキーワード】

 ヒットドラマを多数輩出している日曜劇場『小さな巨人』(TBS系)で主演を務めるのは長谷川博己(40)だ。熱愛を噂される鈴木京香と共演した映画『セカンドバージン』でブレイクするまではほとんど無名だったが、一気に人気俳優に。昨年大ブレイクした星野源(36)と同じく、『デート 恋とはどんなものかしら』(フジテレビ系)にて「高齢童貞」を演じた際には、ハマリ役だと話題になったことも記憶に新しい。2016年には主演映画『シン・ゴジラ』が大ヒットを記録した。意外にも、長谷川がキー局の連続ドラマで主演する機会は少なく、今作は2013年のメディカル・ラブ・サスペンスドラマ『雲の階段』(日本テレビ系)以来4年ぶり。『小さな巨人』は警視庁本庁vs所轄という警察官の内情を描いた社会派ドラマとのことで、同枠の本領発揮となるだろう。長谷川のみならず、ヘタレキャラが確立している岡田将生のシリアスな演技にも注目したい。

 枠としての注目度は低いが、バカリズム(41)が初の原作、脚本、主演を務める『架空OL日記』(日本テレビ系)も気になるところ。バカリズムは2014年の『素敵な選TAXI』、2015年、16年の『かもしれない女優たち』(どちらもフジテレビ系)などで脚本を手がけ、役者としても出演。2017年は『住住』(日本テレビ)で脚本、出演したばかりで、もはや毎クール何かしらのドラマに関わっている。

 そんなバカリズムが、2006年から3年間OLになりすまして綴っていたブログを原案にしたドラマが『架空のOL日記』だ。バカリズムと言えば、2015年に『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ系)で披露した、最近の女子をこれでもかというほどバカにしたネタが反響を呼んだ過去がある。バカリズムが女装して主演OLに扮するという一見ふざけた演出にも関わらず、”世の中のOL達が思わず「分かる~!」と唸ってしまうドラマ”と煽っているが、吉と出るか凶と出るか。前クール『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)のように女性視聴者から大ブーイングが起こらないといいのだが。

(ボンゾ)

1 2