インタビュー

AVの「ガチレイプ」は本当に演出なのか? AV男優・ピエール剣に聞いた業界の慣習

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――今は、撮影の割合的には普通のAV、レイプ、アナル、どんな割合キュウ?

「その時々によって違いますね。先月はレイプが多くてアナルが少なかったですね。月によって全然違いますね」

――逆に普通のAV撮影に行ったときは、どんな心境になるキュウ?

「ホッとしますね。俺、今日こんな楽でいいの?って思います(笑)。レイプ撮影は終わった後に気疲れでドッと来るときがあるんですけど、普通の現場だと『こんなに簡単に終わっちゃって大丈夫かな?』って、いらぬ心配しちゃったり。でも時々、イチャイチャしながらの愛撫ってどうやればいいんだっけ? って分からなくなったりもします(笑)」

――レイプ仕事やりすぎてレイプ脳になってるキュね……。

「監督に『優しい言葉を言いながらプレイしてください』って言われたりすると、優しい言葉って何? ってわからなくなっちゃったり」

――シルクラボ見て勉強すればいいキュウ!! 一徹先生のテクを盗むキュウ!!! 20代で役者をやっていたから、もしかしてドラマ作品とかにも強いキュウ?

「いや、それが苦手なんですよね……」

――役者やってたのにキュウ!?

「それがアダルトの現場に来てからは、アドリブが多くて(笑)。台詞がもう覚えられないんですよね……。依頼が来たら、一応引き受けるんですけど、監督が『ピエールさん、お芝居苦手だもんね~』とか言いながら、分厚い台本を渡してくるんですよね。完全にお芝居に陵辱されてます、ある意味プレイですね……」

――もうすぐ50歳のピエールだけど、男優として肝心の「勃ち」は変化しているキュウ?

「角度がゆるやかになってきたのと、興奮するまでにちょっと時間がかかるようになってきましたね」

――そういうときは、どうしてるキュウ?

「脳内で頑張る。あとは、たとえばレイプものの時にキスの流れがないのにキスしたりして興奮して勃たせたりしてますね。キスが大好きなので」

――監督に言われないキュウ? ちょ、ちょ、キスしないでくれる? って。

「そこは流れがおかしくならないように、フリを入れてからキスしてるので大丈夫です(笑)。やったもん勝ちですね。キスすると、すぐ勃つんで」

――わかりやすいキュウね。今後もAV男優一本でやっていく予定なのキュウ?

「そうですね、生涯男優だと思ってますので」

――それは若い時から、そう思ってたキュウ?

「それは思ってなかったですね、ここまでやるとは思ってなかったですし。固い決意を持ったのは45歳の時ですね。42~43歳で、本厄も後厄も終わっても元気でいられたので『もしかしたら、このまま男優でいくのかもしれない』と思い始めました。僕は男優以外のことは何も出来ないですし(笑)。本当にずっと45歳くらいでダメになるかもしれないっていう不安があったんですけど、それを超えてもオファーが来るし、僕より先輩の方も活躍しているし、だったら生涯男優でいたいって思うようになってきたんです」

――見た目も亀頭っぽいし、生涯男優いいんじゃないかキュウ。AVの制作側をやろうとかは考えたりはしないキュウ?

「僕は監督の立場にはなれないと思いますね。男優って、人それぞれのやり方があるんで、監督に『それは違う』とか言われると、いい気分はしないんですよ。でも、自分が監督になったら言いたくもなってしまうだろうし、でも男優の気持ちもわかるんで言いたくないですし。そう考えると監督にはなろうとは思わないですね。だからと言って、照明もカメラマンも出来ないですからね、当たり前ですけど。あ、ADなら出来るか……」

――頼みづらいキュウ! 「おい、ピエール、水持ってこいって言ったろ!?」とか、ベテラン男優には誰も言えないキュウ。

「ですよね(笑)」

――今後、もっと勃ちが悪くなっていったら、どうするキュウ?

「今は何もしてないんですけど……そうなったら、サプリを飲んだりバイアグラに頼ったりなのかな? とも思いますけど、今のところ僕のドーピングはキスなので、キスがあれば充分かな、と」

――今後は、普通のセックスの現場増えてほしいキュウ?

「それは思いますけど、いろんなジャンルの作品が増えていったら嬉しいですね」

――いろんなジャンル?

「たとえば拷問系とかハード系。今は撮る本数自体が少ないので、そういうのが増えたら嬉しいな、というのはありますね」

――おい、結局そっちかよ!!

「なんだかんだ好きなんですよね、そういうの。今、話してて気づきました。今まで、レイプの現場とかにいると、普通の現場に行きたいな~って思ったことが多々あるんですよ。でも今喋ってて、結局そういう非道な作品内容の撮影の方が自分の性に合ってるんじゃないかって、思いましたね」

――まあ、性癖に合致する作品に出たいキュウよね……。最後にこれだけは聞かせろキュウ。今もオナニーはしてるキュウ?

「僕ね、オナニーはしない派なんです。気持ちよくないんです」

――え、それって男優始める前の20代の頃からキュウ?

「10代の頃から。中学生のときは、オナニーで射精する感覚ってこういうものなんだな~って思ったくらいで、その後彼女が出来てセックスしたら、こっちの方が気持ちいいじゃんって。彼女と会えない時にオナニーしてみたりはしたんですけど、気持ちよくないから、気持ちよくないのにやる意味ないなって思ったんです。どうせやるなら、セックス。男優やる前は、風俗に行ったりもしましたけど……それはそれで、いいなぁとは思いましたね。人がやってくれるっていうのが、感情も高まっていいんですよね」

――どうせやるなら、セックス。あたしには、程遠い言葉だけどな。オナニーは、もう何年もやってないキュウ?

「やってないですね。どうせやるなら、セックス」

――二度言うんかい! 自分の出てるAVは見るキュウ?

「見ないですね。次に絡む女優さんの参考資料としてサンプルをチラッと見るくらいで。AV出る前から、AVは見てなかったんですよ。AV見てもセックスが出来るわけじゃないし、だからAVで気持ちよくなれるという考え自体がないので見てなかったですね」

――君の辞書には「射精=セックス」と書かれてるキュね……。オナニーで無駄撃ちはしないスタイルってか。あ! 最後にこれだけは聞こうと、ピエールを見たその瞬間から思ってたことがあるキュウ。坂口杏里がデビューしたときに、オファーは来なかったのキュウ!!!????

「それ、みんなに聞かれるんですよ~~~!!(笑)同じスキンヘッドの男優にも聞かれますよ(笑)スキンヘッドの男優同士で確認したら、結局誰のところにもオファーが来てなかったんですよ」

――ホスト脅迫で逮捕までされて彼女がどうなっちゃうのかもう全然見えないキュウけど、鬼畜AV業界のことだから「なんて日だ」って言いながらスキンヘッドだらけの乱交、すでに計画されている気もするキュウ……。

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しQちゃん

子宮のゆるキャラ(妖精)。アイドルに貢ぐために週5+日払いバイトで馬車馬のように働いているキュウ。生理前は情緒不安定になるけれど、今日も元気に頑張りまシュッサン☆ 

@sheQchanz