
「Connect」 Universal Music =music=
5日、昨年3月にジャニーズ事務所を退社した元KAT-TUNの田口淳之介(31)がユニバーサルミュージックよりメジャーデビューシングル「Connect」を発売した。同日には自身のInstagramを開設、3月には「神戸コレクション2017 SPRING/SUMMER」のランウェイに登場するなど、これまでの辞めジャニでは考えられないほどの早さで移籍&メディア露出を成し得ている。
その驚きすら消化し切れていない中、シングル発売に合わせて日刊スポーツに掲載された田口のロングインタビューに多くのファンが憤りを感じている。というのも、脱退時には、残留メンバーにさえ明確な理由を語らなかった彼が、再デビューが決まった途端、頼んでもいないのにぺらぺら喋るという、何ともかっこ悪いことをしているのだ。
楽曲「Connect」に込めたテーマは「繋がり」「メジャーデビューにあたり、関係者の方々のお力添えもありましたし、自分を助けてサポートしてくれる人たちや、自分が憧れるアスリートだったり、曲の制作に携わってくれるスタッフ、アーティストの人たち、1つ1つのつながりが、今の自分を作っているんだ、という思いをこの曲に込めました」とのこと。「Connect」のサビの歌詞を見てみると、「繋がってんだ僕ら 乗り越える時はいつも 失ってないさ誰も 繋がってんだ僕ら」とある。しかし、KAT-TUNメンバーとは現在まったく繋がっていないそうだ。それも、「自分にとっていろいろ新鮮なこともたくさんあるし、その分、毎日、1日1日がすごく大きいので、そこを考えることでいっぱいいっぱいです。新しい場での仕事、経験したことのない仕事もあるので新鮮です」と「休止に追い込んでしまった後ろめたさ」や「罪悪感」から連絡を取らないのではなく、あくまで「自分が前に進む準備で余裕がない」から。今後の展望についても「世の中にどういう仕事があるのか、まだ分かってないけど、歌手はベースに、俳優で行っちゃうか、何で行くのか分からない」と語るなど、何とも前向きかつ自意識過剰な発言が目立つ。以前の俳優業は、ジャニーズ事務所の後ろ盾ありきのキャスティングだったことに気づいていないのだろうか。
ソロデビューするために辞めたわけではなく、脱退時にはやりたいことの明確な形はなかったのだが、「音楽をやって、歌って、踊りたい」という夢はまだあり、辞めて1カ月ちょっとで「ステージに立つべき人間でありたいと再確認した」とブレブレのスタンスを堂々と明かした田口。念のため確認しておくが、この話は、恋人への鬱憤が爆発した勢いで別れを切り出してしまい、1カ月後に後悔して連絡する類の高校生の恋バナではない。脱退理由については、周りの友人を見て30歳が「ひとつの区切りだったのかな」と語るも、「(理由を)1個1個説明するのも筋が違うかなと思う」とのこと。もはや何を言っているのかわからない。ファンにとってまったく筋は違っておらず、できることなら1個1個説明してほしいはずだ。誰に筋を通しているつもりなのだろうか。
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