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「俺が判断なんてしちゃいけなかった」亀梨和也&山下智久コンビ、復活までの12年間

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 さて、あれから12年。19歳の亀梨少年は「まだプロデュースはできなかった」って言ってたけど、31歳になった亀梨青年(!?)は違います。今回のドラマの主題歌で5月17日にリリースされる『背中越しのチャンス』に関しては、「2人で徹底的に話して詰めていった」んですって。「土曜の夜が楽しくなるような曲にしたいね」と山Pが言えば「カップリングも2人で作ったし、細かい部分まで深く話し合って、音にもこだわりにこだわって作っていった。踊りも可愛くてみんなに踊ってもらえるような振り付けにしたので真似してほしい」と亀ちゃん。ユニット名に関しても「いろんな候補があったけど、みんなになるべく余計な手間をかけないように、わかりやすい『亀と山P』にしといた」と笑わせる山P。2人とも12年前の発言とは打って変わった落ち着きぶりで(当たり前だけど)アツもジーンときちゃったわ。大人になったのね。

 亀ちゃんいわく今回のドラマが始まる2~3年前から「山P2人でそろそろ何かまたやりたいねって話してたから、いい偶然が重なったなって思ってる。うちで2人で家飲みする時もあるし、焼き肉の後にカラオケに行ったりもする」んですって。そういえばかつてのこの“総武線仲間”、住居に関しても面白いエピソードがあるのよね。亀ちゃんが一人暮らしをはじめて引っ越し先を探していた時、山Pも一緒に探してくれたそうなの。そんな折、亀ちゃんと山Pの共通の友人(男性大物ミュージシャン)が「俺んちの近くにいい物件があるよ」と教えてくれて、結局そこに引っ越したんだって。今はまた引っ越しちゃったんだけど「すごくいい部屋だったよ」って、たまに思い出したように言う亀ちゃん。噂の元カノに紹介されたお気に入りのソファーは百万円近くするとか。そんなの庶民は緊張して座れないじゃんね!

 地元じゃ負け知らずだった2人が、今度はどんな背中を見せてくれるのかしら? 本当に楽しみ! あ、ちなみに『ボク、運命~』の収録スタジオは沢尻エリカさまの『母になる』と同じで、そこには修二の弟役だった中島裕翔くんも出演中。よく「裕翔、お前デカくなりすぎだろ? 俺の背を越すときは一声かけてからにしてほしかったな。あんなに小さかった裕翔を今じゃ見上げなくちゃいけないんだから、どうなってんだよ~」と首を揉みながらボヤく亀ちゃんに、裕翔くんが「すみません。勝手に背が伸びちゃって」なんて返してて笑えるんだけどね。180cmを超えたあたりから「正確な身長は図ってないんだけど、今も伸びてると思う」とコッソリ教えてくれた裕翔くん。亀ちゃんにはナイショにしとこうね。亀ちゃん、山Pに加え裕翔くんの『野ブタ。~』トリオ再会も心温まって、見ている私たちまで“野ブタ。パワー”を注入してもらってる感じ。裕翔くんも「何かコラボさせてくださ~い、僕も入れてくださいよ~」ってお願いしてたし、隣同士のスタジオでの豪華“野ブタ。”コラボも実現してもらいたいところよね。

 さてさて、土曜10時の新ドラマ枠を担う亀ちゃんと山Pにどんな運命が待ち受けているのか? “背中越しのピンチ”なんてことにならないよう頑張ってね! 祈ってる!

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秘密のアツコちゃん

約20年間、アイドル、タレント、女優、俳優、監督や脚本家など、さまざまな業界人とともに仕事をしてきた結果、気づけばとんでもなく情報通に。毎日、テレビ局や出版社、レコード会社や映画会社などに日々出没し、マスコミ界隈をふわりふわりと歩き回っている。