今度の方は先ほどとは真逆で、私よりひとつ年下、明るく会話をリードしてくれるタイプで話は弾むには弾みました。とはいえ、自分の中では「さっきの人よりは良い」ってだけで、同じように食事に誘われましたがそこまで乗り気にはなれず帰宅することに。乗り気になれなかったのにはもうひとつ理由がありまして……。
この日の私は猛烈な歯痛に襲われており、完全に用法用量を無視した量の痛み止めを飲みまくっていたのですが、ちょうど薬が切れて一刻も早く帰りたかったのです。もう人とはまともに会話できない状態まで痛みは極限に達していたのですが「駅まで一緒に行きましょう」という相手を振り払うことは出来ず、駅までの15分間さらに延長トークが繰り広げられました。「一人暮らしってことは自炊されてるんですか?」「普段スポーツとかしますか?」という次々繰り出される質問に対して、もう思考のすべてが「歯が痛い」に占拠されていた私は、全部「いや、やりませんね」と返していました。足早にホームに滑り込み、最後の力を振り絞って笑えているかどうかわからない愛想笑いをして「ではまた……」と解散しました。
まとめとしては、東京や京都のシングルスバーでの体験に比べると、大阪の男性は積極的!2人ともちゃんと連絡先を聞いてくれたし、食事にも誘われましたし! 相席屋のようにランダムで案内されて時間制限もないところに比べると、明朗で効率的ですね。だからこそしっかりと収穫して帰ろうという男性側の気概も見えます。女性側はお好み指名を無料で出来るようだったので、良い人がいればしっかりと出会うことができそう! ちなみに、入った時にちょっと気になる男性がいたのですが、2人目との会話が終わった頃にはもういませんでした……残念! 大阪では相席ラウンジ系のお店も行ったことないですし(ナンパバーは行きましたが)、開拓の余地あり! というわけで、次はちゃんと万全の体調で行こうと思います。皆さんも歯医者には早めに行きましょうね……!