現在放送中のドラマ『母になる』(日本テレビ系)での道枝駿佑(14)の演技があまりにも棒すぎると話題になり大ひんしゅくを買っているが、当然のことながら、まだ道枝の役者としての評価が定まったわけではない。14歳の新人であることも勿論だが、若手時代は大根役者と散々だったものの後に大絶賛を浴びている役者たちの例があるのだ。
『逃げるは恥だが役に立つ』『カルテット』が続けて評判を呼んだTBS系「火曜ドラマ」枠で、4月18日より放送スタートした『あなたのことはそれほど』。初回放送の東出昌大(29)の演技は高い評価を受けている。
東出は波瑠(25)演じる妻・美都を狂気的に愛する男・渡辺涼太役。涼太にときめいているわけでもないが何となく結婚してしまった美都は、結婚後すぐに涼太への扱いが雑になる。ある日、美都が寝言で初恋の男の名前を口にすると、それを聞いた涼太はすぐさま美都のスマホの連絡帳をチェック。早くも奇行が始まる。翌朝、涼太は真顔かつ抑揚のない声で「僕と結婚してよかった?」と美都に問いかける。美都が適当にあしらうと、涼太はさらに「結婚してよかったでしょ?」「幸せ?」「幸せだね」と尋ね続け、仕事中もLINEでメッセージをひたすら送り続ける涼太。お昼ご飯の報告を画像付きで送信するだけならフツーだが、「今、電車を待っているよ」「素敵な感じのコーヒー屋さんを見つけたよ。今度一緒に行こうね」「今から昼休みに出るよ」「ねこ発見!」と、返信が無くても送る。はっきり言ってストーカー的な行動だが、感情を表に出さずに淡々と演じる東出は役にマッチしているようで「怖すぎる」「サイコパスだー!」と話題に。多くの視聴者が東出の演技に魅了されている。
1 2