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偏愛夫役の東出昌大『あなたのことはそれほど』が評判。菜々緒、三浦翔平も…大根演技が奏功する「変人役」

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 東出の役柄について、かつての大ヒットドラマ『ずっとあなたが好きだった』(TBS系)で佐野史郎(62)が演じた<冬彦さん>と比べる声もある。冬彦も妻を狂気的に愛する夫の役だったが、マザコン属性も加わっている強烈なキャラ。当初はマザコン設定ではなかったが、冬彦の母役である野際陽子(81)がアドリブで、血が出た冬彦の指を吸ったことでマザコンキャラになったという。

 冬彦の唇をゆがめて「んーんー」と子供のように唸ったり、大人なのに木馬に乗って無表情で遊んでいる姿、妻をストーカーのように追跡する姿が注目を浴び、視聴率はどんどん上昇。最終的にはホラー並みに怖いと言われるほどの怪演で大ブームを巻き起こし、初回視聴率が13.0%だったのが、最終回では34.1%にまで到達した。

 東出はスタイルの良いイケメン俳優であるが、演技力の評価は常に低かった。表情の演技が乏しく、情感を込める必要があるセリフ回しも不得意……と見られている。しかし一方で、今回のように感情を見せない役柄では好評価を得てもいる。映画『寄生獣』では人の姿をしたパラサイトを演じて「うまい!」と絶賛され、ブレイクのきっかけであるNHKの朝ドラ『ごちそうさん』でも、不器用な理系キャラという役にうまい具合にフィット。

 つまり自分に合う役を見つけることは役者にとって大事で、グラドル出身の菜々緒も猟奇的な女性や悪女役がハマるとわかってから一気に女優としての評価が上がっている。前クールの連ドラ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)で、婚約者にフラれて徐々に壊れていくお坊ちゃまを演じた三浦翔平もまた、暴力的な演技が見事だと評判に。ハマり役に出会うだけで大きく評価が変わる役者界。いつ誰が大ブームを起こすのか全く読めない。

(ボンゾ)

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