カラダ・美容

挿入時にヒリヒリ痛い! 婦人科はしごでやっと気付いた、「膣前庭」の炎症

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 日常生活でもなりうる

日常から焼けつくような痛みを感じる「膣前庭炎」を患っている方や、彼女のように、それまで痛みを感じることがなかったのに、挿入時に突然発症してしまう方など、発症のしかたも痛みの強弱も人によって違います。もちろん原因も誘発するキッカケも様々です。

◆原因

細菌感染が多いとされていますが、ピルの長期使用によるホルモンバランスの変化、パンティーの繊維、コンドーム使用によるアレルギー(ラテックスアレルギー)、さらには疲労や精神的ストレス、体調不良による免疫力低下も原因になるといいます。

※ちなみに彼女の場合、「ピルの長期間の服用」と「転職活動の不安とストレス」が当てはまっていたかもしれない、とのこと。

◆発症

セックスの挿入時による刺激だけではありません。タンポンやきつめのパンツ(ボトムス)、自転車に乗ったときなど圧迫によって痛みを引き起こすこともあるそうです。

セックスが苦痛になる前に……

 実際に「誘発性膣前庭炎」を患い、性交痛を感じる女性は多いようです。しかし、日本ではあまり認知されていないそうで、なかなか正しい診断が下されることが少ないとか。ナゼ、正しい診断ができないのか……この症状は「外陰炎」のひとつでもありますが、外陰炎は膣前庭以外にも「恥丘・クリトリス・大陰唇・小陰唇・大前庭腺」が含まれます。さらに症状も「かゆみ・腫れ・痛み」と共通するため、ピンポイントで判断し病名を挙げることが難しいのかもしれません。

 彼女は4件目にして解決しましたが「痛む場所・状況・感覚」など、自分の膣の状態を説明できたことで、正しい診断・治療に辿り着けたのだと思います。「膣が痛い」くらいでは病名不明で不安なまま。「彼のちんこが合わない」「彼とのセックスは痛い」とセックスが怖くなっている女性も多いようですが、実は以前から「膣前庭炎」だった可能性もありますね。

 少しでも違和感や痛みを感じたら、婦人科(産婦人科)で説明できるよう自分の膣の状態をチェックしておくことが第一。そして、診断された結果だけでなく認知されていない病名かもしれない、ということも覚えておきましょ。

(大根 蘭)

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大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。