『CRISIS』の公式ブログによると、小栗と西島はこのドラマのために1年前からトレーニングを重ねて、激しいアクションシーンに挑んでいるとのこと。西島はそもそもNHK大河『八重の桜』で見せた厚みのある鍛え上げられた上半身の筋肉で女性ファンが急増したほど、筋肉美には定評がある役者。役柄のために体重を増減させるほか、ジム通いが大好きで、日常の一コマを週刊誌カメラに撮られたときさえ(たとえばコンビニ帰りにペットボトル飲料のたくさん入ったビニル袋をダンベルのように持ち上げ)「ながら筋トレ」中だった、という逸話を持つ。「筋肉=西島」と言っても過言ではない。そして特に筋肉美の印象が強くなかった小栗も、一年をかけ人知れず増強していたのだ。
4月20日に放送された『VS嵐』(フジテレビ系)では小栗が圧巻の運動神経と体幹の強さを披露していた。限られた数の足場を効率よく使って、ロッククライミングの要領で巨大な壁の頂上を目指して登っていくアトラクション「クリフクライム」に小栗とボルダリング経験者の野間口徹(43)が挑戦。小栗は長い手足を使って素早く壁を登っていき、最後には反動をつけて飛びつくように遠く離れた足場へ手を伸ばして壁を登り切った。
常人離れした身体能力に嵐の櫻井翔(35)は「野間口さんも凄かったんですよ。でも最後の(小栗の)衝撃が強すぎて……」と驚きを隠せないでいた。確かに野間口も経験者だけあって相当難コースをこなしていた。その後に同じコースに挑戦した松本潤(33)は野間口の記録に及ばなかったのだ。野間口も小栗や西島に負けずに肉体派らしく、セット収録の合間ではデスクを使って懸垂もしているそう。これはひょっとすると、野間口にも多少は「脱ぎ」演出が用意されるかもしれない。期待が高まる。
小栗がどうしても実現したい企画だったというドラマ『CRISIS』、小栗曰く「大いなるテーマを持った、今現在のドラマ界ではギリギリのチャレンジをしている作品」であり、メッセージ性の強いものになっていることは間違いない。筋肉目当てで視聴しても深く心に刺さる良作。だからこそ筋肉サービスでさらに一見さんを集客し、回を重ねるごとにドラマのファンを増やしていってほしい。
(ボンゾ)
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