では「嫌い」ランキングはどうか。まず「週女」の1位は圧倒的な得票で木村。2位はジャニーズの祭典に必ず登場するでお馴染みの近藤真彦(52)、3位は解散騒動で矢面に立たされた香取、4位はチャラ男の代名詞・手越祐也(29)、5位は中居だ。木村は14年から4年連続「嫌い」1位と独走状態。ちなみに13年は赤西仁(32)が1位で木村は2位につけていた。
同ランキングで注目したいのは、14年から昨年までは圏外だった3位の香取、7位の小山慶一郎(32)、8位の伊野尾慧(26)、10位の国分太一(42)。香取は木村との大きな確執が報じられ、木村支持者からは「香取こそがSMAP解散の原因」とも言われているためネガティブイメージが強くついてしまったことが要因だろう。
小山は太田希望(24)との交際報道に加え、複数の女性と旅館を貸し切って遊んでいたと思われる音声が流出。伊野尾は宇垣美里アナ(26)と三上真奈アナ(28)との二股疑惑や、明日花キララ(28)との海外リゾートバカンスが報じられたり、事務所のゴリ押しでメディア露出しすぎたことが裏目に出た。また、女性読者からは「人気になったら一気にファンサービスがなくなった」、男性読者からは「不自然すぎるゴリ押し、気持ち悪い甲高い声のしゃべり、キノコヘア」が苦手な理由として上げられている。
国分に関しては、朝の帯番組『ビビット』(TBS系)の司会ぶりに「わざわとらしい」「目が笑ってない」と酷評が相次いでいる。同じく『ZIP!』(日本テレビ系)にて月曜日と水曜日に司会を務める山口達也(45)はどのランキングにも名前がない。朝の情報番組MC陣では、『あさイチ』出演中のV6・井ノ原快彦(40)のみが、好きなジャニーズ7位にランクインと高評価を獲得している。
「週刊文春」の嫌いなジャニーズランキングではこちらも木村が1位に輝いている。しかし小山が2位に急浮上、3位に近藤、4位に中居、5位に松本と続き、6位に香取、9位に伊野尾と「週女」と似たランキングが形成されている。ちなみに国分も18位に名を連ねた。
特筆すべきは嵐のポジションだろう。「好きなジャニーズ」「嫌いなジャニーズ」どちらのランキングも、嵐の順位が両誌で大きく異なる。「週女」では、「嫌い」の10位以内に6位の松本しか嵐は入っていないにも関わらず、「週刊文春」では5位に松本、8位に櫻井、10位に大野、さらに11位に二宮、13位に相葉とフルメンバーが勢揃い。2誌を見比べてみると、男性は根強くSMAPを支持、女性は嵐を支持している傾向があるのかもしれない。「週刊文春」に掲載されている嫌いな理由を見ると、木村は「自分本位」「ファンに媚びてる」などと女性の厳しい意見が多いが、大野には「いつも覇気がなく話さない」という男性のコメントがひとつだけ。大野は、普段はまったく覇気がないにも関わらず、歌もダンスも上手いというギャップがファンに受けているのだが……大野の可愛さ、そして嵐5人の仲睦まじい様子の愛おしさは、男性心理に響かないのだろう。
(ゼップ)
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