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「この変な“小栗旬ブーム”なんていらねぇ」綾野剛と小栗旬の人たらしぶり

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 いつしか旬くんは映画監督もこなし、鍛え抜かれた肉体を持つ演技派俳優になっていて、役者論を語る時もコメントに深みが出てきてね。いろんな人から影響も刺激も受けただろうけど、なりたい自分になるために、進みたい道を進むために、こんなにも努力ができる人だったなんて思いもしなかったわ。潤くんたちとバカ騒ぎをしたり、三宿あたりで飲んだくれてる姿を見かけてた私たちにとっては、ホントにかなりビックリなことなのよ。蜷川さんの舞台に出演する藤原竜也くんが稽古をしているところに来て、セット裏の木箱なんかにコッソリ“小栗旬、参上!”なんて落書きをして帰って、竜也くんが稽古中にそれを見つけてセリフ途中で笑っちゃうってこともしばしば。旬くんって“友達思いのいたずらっ子”のイメージだったもの。

 トーク番組などでもよく語られてるけど、小栗旬の何がすごいって“人脈”よ。もう華麗すぎる人脈だもの。女子人気は相変わらず高いけど、リアル男子人気も高いから恐れ入っちゃう。大体いつもつるんでる男子連中がまず豪華。潤くんや竜也くんの他、生田斗真くんや玉山鉄二さん、勝地涼くん、山田孝之くんや綾野剛くん、吉田鋼太郎さんなどなど……この「小栗会」でどんな映画もドラマも撮れちゃう感じだもの。

 ドラマ『信長協奏曲』(フジテレビ系)で初めて旬くんと共演した藤ヶ谷太輔くんは、最初「小栗旬さんと話したいけど、なかなか近づけないよ~」ってビビってて(あ、そういえば『信長協奏曲』の旬くんも高校生役だったけど)、徐々に話せるようになったらしく「頼りになる兄貴って感じで、みんなから慕われてた。役者としても見習うべき点はいっぱいあったけど、男としてもすげ~カッコイイ!」って、あの上からたいぴーでさえ、瞳をキラッキラさせてうっとりした表情で話していたわ。小栗旬オーラはどこまで浸透していっちゃうの?

 女子以上にいろんな男子を魅了する旬くんだけど、やっぱりさすがだなと思ったのは綾野剛くんを自分の事務所に誘った時の口説き文句「俺と心中してくんない?」。え~っ、皆さん、『失楽園』の話ではなくってよ。普通の会話の中に“心中”なんてワードをサラリと滑り込ませるワザを小栗旬から学びましょう! って感じでしょ。こんな口説き文句なら落ちない男も女もいないわよ。小栗旬ってホント何者なの? 凄腕の脚本家でもついてるの? 旬くんは「いやぁ、うちの事務所を支えてもらえないかなと思って。剛なら任せられると思ってさ。それで言っただけだよ。ただの本心」って言うんだけど、この言いぐさも何だかグサッときていいでしょ? 男気と言うか、人間力と言うのか。旬くんがどんどん素敵になっていく~、誰か止めて~!

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秘密のアツコちゃん

約20年間、アイドル、タレント、女優、俳優、監督や脚本家など、さまざまな業界人とともに仕事をしてきた結果、気づけばとんでもなく情報通に。毎日、テレビ局や出版社、レコード会社や映画会社などに日々出没し、マスコミ界隈をふわりふわりと歩き回っている。