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土屋太鳳のゴリ推しヒロインにうんざり…少女マンガ実写映画の量産、同じ顔ぶれ続く

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土屋太鳳のゴリ推しヒロイン続きは「嫌われ&飽きられ」ポイントを稼ぐだけ?の画像1

『PとJK』のひとこまだそうです(土屋太鳳Instagramより)

2008~2014年まで講談社のマンガ誌「デザート」に連載され人気を博した少女マンガ『となりの怪物くん』(ろびこ、全13巻/講談社)の実写映画が制作発表された。菅田将暉(24)と土屋太鳳(22)によるW主演だ。“出すぎ”感の否めない菅田、そして少女マンガのヒロイン役に抜擢され続けている土屋というキャスティングに、うんざりの声が上がっている。

土屋太鳳は05年にオーディションで審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。08年から2年ほどティーン女子向けファッション誌「Hana*chu→」(主婦の友社)の専属モデルを務め、女優としては11年放送のドラマ『鈴木先生』(テレビ東京系)で業界内の注目を浴び、14年のNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』にて顔と名前が世間にも広まり、15年の同枠『まれ』主演によってブレイクした。以降は、主演作が引きもきらず、特に映画では少女マンガ実写作品の主演(ヒロイン)役が続いている。

少女マンガを原作とした実写映画が量産される背景には、若手女優と若手俳優のプロモーションのためという意図だけではなく、安い制作費のわりには観客動員が出来、そこそこの興行成績を上げることが可能だという事情があるそうだ。

「ターゲットは基本的に10代の女性。一人で映画を見ることはほぼない層で、つれだって鑑賞してくれる。キャストはほぼ若手で揃えられるので出演料が安く抑えられるうえ、学校を舞台にしたものが多く派手なロケは必要ないので低予算で制作できます。それでいて興業収入10億はかたいので、どこもとりあえず作っておきたいコンテンツなんです。少年マンガの実写映画作品は派手なアクションやCGをウリにして莫大な制作費がかかるものが多いのと対照的です」(映画PR会社社員)

しかしいずれの作品も、果たして他の若手女優ではなく土屋が演じる必然性があったのかというと疑問符がつく。特に原作マンガを愛読するファンからすれば当然、異論は出るもので、こう次々に<土屋太鳳主演>と発表されれば、キャスティングに熟慮の気配を感じるのも難しい。もちろんそれは土屋に限った話ではないが……。

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