
Photo by Simon James from Flickr
こんにちは、大根 蘭です。友人がナプキンのようにパンツに貼って使用する「よもぎ蒸しパッド」でデリケートゾーンを火傷したようです。みなさんもお気をつけください。
「女性の性感帯スポット」と聞いたらどの部分を思い浮かべるでしょうか。やはり「Gスポット」でしょうか。特に“潮吹きのときに刺激する場所”として脚光を浴びたスポットではないかと思います。
その他にも、AGスポット、Uスポット、Tスポット、Kスポットなど、快感を引き出すスポット(と名称)が、わんさかあるようです。同じ性感帯の部分にも関わらず、別のネーミングで呼んでいることもあったり、膣の中だけというわけでもないらしい……、ややこしいっ! ※ちなみに「クリトリス」のことを「Cスポット」と呼ぶ場合もあるようですが、「クリ」の方がしっくりきますね。
今回は、お馴染みのGスポットをはじめ、快感を得られるかもしれないスポット5カ所を、お伝えしたいと思います!
Gスポット
まずGスポットのおさらいから。仰向けになった状態で人差し指と中指の2本を第2関節くらいまで挿入し、恥骨側に曲げて指先が当たる部分。

クイックイッとな
体調や膣の形状などによって個人差がありますが、ザラっという感覚を意識しながら探し当ててみてください。刺激の与えかたは、挿入した指の腹部分をGスポットに押し当てるようにして、前後3~4cmほど往復させます。(※引っ掻かないよう!)。このとき、早めの動き(振動)が効果的です。
裏Gスポット
実はGスポットは1カ所じゃないってご存知ですか? 膣の入り口と膣奥(奥裏)の2カ所に「裏Gスポット」として存在しています。この2カ所ともに「Gスポット」より深い快感が得られるといわれている場所です。
*入り口裏Gスポット
お腹側にあるGスポットの反対側のお尻側にあるスポット。

自分でチャレンジするならバイブ活用を!
動きはGスポットと同じく、膣の入り口から人差し指と中指を3~4cm挿入した部分を押し当てて刺激します。お尻側のため、オナニーで刺激するのは難しいと思うので、バイブなど長さと角度のあるオモチャを利用した方がよさそうです。
奥裏Gスポット
入り口裏Gからさらに奥に進んだ先にある部分(膣奥のお尻側の膣壁)。

爪、気をつけなはれや!
人差し指と中指を奥まで挿入し、前後に擦るように動かします。ここが快感に感じる方は、前戯としては深い快感を得る場所です。ヒットすれば痙攣していしまうほど気持ちよさを感じる唯一のスポットだともいわれています。気をつけなければいけないのは、爪(この場所に限らずですが)。膣の奥は特に、子宮っが近い場所でもあるので絶対に傷つくことのないように気をつけて下さい。
Pスポット(ポルチオ)
「快感スポット」で忘れてはいけない、ポルチオ。一番奥の子宮の入り口にあるスポット。1番深いオーガズムを感じる場所と言われている場所でもあります。

ギューっと押し当てる感じで♪
中指・人差し指・薬指の3本の指で、同時にゆっくり突くと進んでいくと、奥にコリコリした突起物、中心はへこんだ部分です(見ることは出来ないですが、タコの口に似ているようです)。本人女性の膣の深さは、平均8cm~10cm程度だといわれています。辿り着くまでと、子宮の入り口を傷つけないために、濡れた状態の指を1本ずつ挿入して少しずつ膣を伸ばしていくようにしてください。そして指先にPスポットを感じたらゆっくり圧迫⇒ゆっくり抜く……のスローピストンを繰り返します。私もそうですが、ポルチオ好きな方が「Pスポット」でイクのは、指よりもちんこで刺激した時の方が多いようです。
Aスポット
ここは知らない方もいるのではないでしょうか。ここはお腹側にある「Gスポット」から奥に進んだ膣上部に位置しているスポット(ポルチオと膀胱の間)。

思わず「ア~ン」って出ちゃうから「Aスポット」! 嘘です。
ポルチオのでっぱりよりも奥なので、指だと届きにくい性感帯になっていますが、指でチャレンジしてみる際は、Gスポットを愛撫した薬指と中指の2本を伸ばします。Gスポットよりも優しく、弱めの刺激で円を描くように刺激してください。ちんこを挿入する際は、1番根元まで押し当てます(女性のお腹と男性のお腹が密着している状態)。この状態で、ちんこの先が当たっている部分にグリグリと小刻みな振動を与えます。
全てのスポットに対していえることですが、快感と感じるかは人それぞれ。特に、慣れていない場所への刺激は、オナニーもセックスでも、ゆっくり・優しく! を心がけて快感スポットを探し、開発してみてください。もちろん痛みを感じる場合は、わざわざ探す必要なし!!! 無理やりスポット捜索してくる強引な相手がいたら蹴り飛ばしていいと思います。
(大根 蘭)