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「交際相手をリサーチして芸能界から追放」? 松田翔太、神田沙也加、趣里…2世カップルの苦悩

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 金八先生役・武田鉄矢さんとは今『リバース』で共演中なんだけど、デビュー当時の趣里ちゃんのことを「蘭ちゃんの娘さんだなんてまったく知らなかったからびっくりしたよ。そうゆうことはさ、早く言ってくれなくちゃあ」って笑いながらも「デビュー作なのに演技はしっかりしてて驚いた」と太鼓判。一方の『さよならぼくたちの~』を手掛けたTプロデューサーも「最初から堂々と演技をされていて、さすが水谷豊さんと伊藤蘭さんのお嬢さんだなと感心した」と誉めてたわ。本人は「子供のころからずっとバレエ一筋で本格的なお芝居経験はなかったので、すごく緊張していたんですが……」なんて謙遜してたけど、なんだろ? やっぱり天性の役者さんだったのかしら? 血は争えないなぁって当時も思ってたの。でもまぁ、一気にブレイクという感じではなくて、それからは地道に活動を続けて実力をつけていったのよね。パパママの名を全面に押し出すこともなく頑張っていて、今はもう安心して見ていられるし、制作スタッフや取材陣たちはみんな「これから、もっともっといい女優さんになるだろうな」と応援しているの。

 というのも、ここまで来るには、趣里ちゃん的にはいろいろあったみたいだから。子供のころから有名私立校に通っていて、すごく幸せそうに見えたけど……。その学校は小田急線のとある駅前にスクールバスの発着所があってね、あの水谷豊さんが深くキャップをかぶり、デニムを履いて、時間が許す限り、いつも愛娘の送り迎えをしていたのよ。豊さんご本人は変装しているつもりでも完全モロバレで、電柱の陰に隠れてサプライズ送迎をしているつもりだったんだけど、停留所に着く前から趣里ちゃんは豊さんの姿を見つけていて「ダダ~」ってダダダダダ~と走り寄っていくのが常だったわ。水谷家ではパパのことを“ダダ”って呼んでいるの。蘭さんのことはママだったけど。

 豊さんの趣里ちゃん溺愛ぶりはそりゃあ有名で、時に仕事場にも連れて行ってたし、小学校の運動会でもダダは大活躍。席取りのために豊さんが早朝から並んだりしてたわ。学校行事にも夫婦揃って積極的にお出かけして、蘭さんもお仕事だって忙しかったのに趣里ちゃんが小学校低学年のころにはPTAなどのお仕事も頑張ってらしたわ。「趣里のためにも、ちゃんとした普通の生活を心がけてる」と言ってらして、プライベートで趣里ちゃんのお友達ご家族と遊園地なんかにも行かれたの。でも、滅多に電車に乗ったことがない豊さんと蘭さんは「切符の買い方もわからなくてアタフタしちゃった」りしたんですってイギリスにバレエ留学をしてた時には、娘の夢を応援したいけど「でもね、寂しいんだよ~」と嘆く豊さんが可愛かったしね。ケガで傷心の中、帰国した趣里ちゃんを『相棒』(テレビ朝日系)の現場に連れてきたりして、相変わらずの子煩悩ぶりを発揮していたけど、改めて「女優になる!」と決めた趣里ちゃんには複雑な気持ちを抱いていたみたい。最愛の娘が苦労する姿は、親としては見たくないものね。

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秘密のアツコちゃん

約20年間、アイドル、タレント、女優、俳優、監督や脚本家など、さまざまな業界人とともに仕事をしてきた結果、気づけばとんでもなく情報通に。毎日、テレビ局や出版社、レコード会社や映画会社などに日々出没し、マスコミ界隈をふわりふわりと歩き回っている。