第1回目の記事で紹介したKUTS DA COYOTEの「ラブホなう feat. T.O.P. from THUGMINATI」とそのアンサーソングであるMARINの「ラブホじゃいや feat. KUTS DA COYOTE」。
私のビッチマインドをギュンギュン刺激してきたこの2曲ですが、今回私の切なる希望によりこの曲を歌っているKUTS DA COYOTEさん、そしてMARINさんにインタビューすることができました!! まずは、先日ソロデビューアルバムとなる『Unchained』がリリースされたばかりのMARINさんを直撃することに。

MARINさん、かわえ~!!
取材日当日、彼女が所属するレコード会社に向かうと、キュートさとセクシーさを兼ね備えた生MARINさんの姿が……。同性から見てもフェロモンムンムンな彼女を目の前に「私がもしMARINさんくらいかわいかったらもっともっともっと×100ビッチになるのに……」と不埒な妄想を働かせつつ、女子同士ならではのノリでセックスについて語り合いました。
――はじめまして! ロリルミです! 今日はよろしくお願いします。「ラブホじゃいや」に負けず劣らず、新作『Unchained』にも“No.1 SEX”など赤裸々な曲が収録されていますよね。こんなふうにセックスについて歌おうと思ったきっかけはなんですか?
MARIN 今回のアルバムは女性の日常や心情をリアルに歌いたかったっていうのがあって。男性アーティストだったらセックスに関することとか、エロいことも歌いやすいのに対して、女性アーティストはみんな恥ずかしがってるのかわかんないけど、誰もそういうことについて歌ってないから、んじゃ私がやっちゃおうかなと思ったんです。
「ラブホじゃいや」は、最初にKUTSくんの「ラブホなう」を聴いた時に「いや、ちょっと待てよ! 女子のみんなは、ラブホで済まされるのイヤじゃないの?」って疑問を感じて(笑)。同じ内容を女性目線で歌ってみたいなって思ったのがきっかけですね。ま、私の願望も含まれてるんですけど(笑)。けっこうエグいことを歌ってるから、その分、かわいらしく歌うことを意識して。普段J-POPを聴いている人たちは、曲の耳ざわりを重視してるっていうイメージがあるんですけど、そういう人たちにまずは耳ざわりのいい曲だなって思ってもらって、それから歌詞をよく聴いて「ふざけてんでしょ」とか言ってるのに気づいてもらって、そのギャップを楽しんでもらえればうれしいです。
行きずりの相手だったり、初対面の相手とただ一発やるか! みたいな感じなら、自宅よりラブホの方がいいかもしれないけど、女の子はやっぱり特別感が欲しい時もあると思うんです。「ラブホじゃいや」が目指すのは、遊びじゃなくてリアルラブやリアルセックスがしたいっていうところなので。
――たしかに! セックスしか求めてない場合はラブホがいいかも。そうじゃない場合はチェックアウトの時間とか気にせずにゆったりラブタイムを過ごしたいですね。「ラブホじゃいや」の歌詞に「ハントされるよりも ハンティングしたい」とありますが、やっぱりMARINさん自身もハンティング系肉食女子なんですか?
MARIN 完全に肉食です! じゃなきゃこんなこと歌にできない(笑)。“No.1 SEX”では本命がいても他の男性とヤッちゃう女性の心情を歌ってるんですけど、そんなふうに女性だって別に好きじゃなくてもセックスできるじゃないですか。よく「女の浮気は本気」とか言われるけどそうじゃない時もある。ただ、男の人がなんにも考えずに浮気してセックスするのに対して、女性は本命の男の人と比較しながら他の男の人とセックスしたり、そういう違いはあるかもしれないけど。