カルチャー

綾野剛の“超気の毒展開”が見てられない! どす黒いキノコ菌をばら撒き「ごめんなさい…」/『フランケンシュタインの恋』第6話レビュー

【この記事のキーワード】
『フランケンシュタインの恋』公式Instagramより

『フランケンシュタインの恋』公式Instagramより

 28日放送の『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)第6話。ネットでは、深志研(綾野剛)が話が難しすぎて「ちょっと何言ってるかわかりません」と返した際、「富澤かよ!」「サンドウィッチマンかと思った(笑)」と爆笑が起こったようですが、平均視聴率が6.6%と依然奮わないことも然ることながら、「人間の嫉妬」って本当に無益で不毛な感情だと再確認した悲しい回でした。

 フランケンシュタインこと研さんが天草(新井浩文)と対面し、森に篭っていた時から大好きだったラジオに出演するシーンから始まりました。天草を煙たがっているメインMC・十勝(山内圭哉)と、そんな十勝を見て楽しんでいるかのような大宮(水沢エレナ)のいるスタジオで天草に紹介された研さんは、「僕は人間じゃないんです」と自身の生い立ちをすべて話し、「100年も津軽さん(二階堂ふみ)より長く生きてるのに、人間のことを何もわかってなかった」「もっと人間を知らないといけないんです。もっと変わりたいんです。どうすれば人間になれるか教えてください」とリスナーに意見を募集しました。もちろん十勝はぽかんだし、稲庭工務店メンバーは「なんだそのキャラ!」「過去を思い出せなくて悩んでるんだな」と周囲の人は研さんの話を誰も信じません。

 しかし、その回は“研さんが人間の世界で生きれるように応援するプロジェクト”が立ち上がりそうな勢いの大反響。早速「人間を知りたいならコンビニで働くことをオススメします。コンビニ店員も人間扱いされないことがよくあります」とアドバイスを受けた研さんは、可愛くエプロンを付けてコンビニで働いてみました。ブチギレのクレーマーに「教えてくださりありがとうとございました」とペコっと頭を下げて穏便に解決。

1 2 3