「虚しい」という言葉に、研さんの高ぶりスイッチオン。十勝が「あんたらの狙いなんや、怪物の恋人やって世間からちやほやされたいんか?」などと継実に対しても罵声を浴びせ始めると、研さんは必死で手をテーブルクロスの中に隠し、プルプルと感情を抑え込みます。しかし、十勝が「何をごそごそしてんねん、お前何か隠してんのか?」と研さんの手を引っ張ると、いつもの白いフワフワではなく“どす黒いキノコ菌”がぶわーっと舞うのです。研さんが「ごめんなさい……」と泣くシーンは可愛い、いや可哀相で顔が引きつりました。
自分のラジオ番組で人気を博す天草を妬む十勝、その番組を使って研さんを継実から引き離そうとする稲庭先輩。そんな大の大人2人の「嫉妬心」に振り回される純朴な研さん。本当は、ラジオで研さん宛のお悩みを募集する時に、天草が「フランケンシュタインに~、聞けっ♪」と歌った際、「聞けっ♪」だけハモる笑顔の研さん可愛い~とか、エプロン姿に悶絶~とか言いたいんですけど、もう可哀相すぎて可愛さに集中できなくなってきましたよ。来週なんて、ラジオのイベントに登壇させられちゃって、泣きそうな顔で走って舞台から逃げるシーンがあるみたいですからね……もうやめたげて!!!
ちなみに。農学博士・鶴丸教授(柄本明)が「研さんは頭が良い」と大絶賛していたり、稲庭工務店メンバーが「研さんの記憶が戻ればいいな」と話していた際、飯塚(葉山奨之)が「だけど、昔が幸せだとは限りませんよ」とこぼしたことが気になります。もしかして、頭の良い研さん自身が“深志研太郎”で、患者としてではなく博士として感染病研究所に席を置き、不老不死のキノコ菌を見つけたのも自分だったり……なんて展開を妄想したらもっと可哀相になってきました。
(ドラマウォッチ:ナチョス)
・第一話:綾野剛の入浴シーンがエッチ…いつの間にガチムチ体型に?/『フランケンシュタインの恋』第一話レビュー
・第二話:可哀相な怪物・綾野剛が可愛いすぎて死にそう…!!/『フランケンシュタインの恋』第二話レビュー
・第三話:綾野剛に続き、恋敵・柳楽優弥まで可愛さ発揮! いい男しかいないアタリドラマ/『フランケンシュタインの恋』第三話レビュー
・第四話:視聴率低迷の原因は二階堂ふみの棒演技ではない?/『フランケンシュタインの恋』第四話レビュー
・第五話:ヒロインの病状は? 四角関係は? 雑すぎるラブストーリー描写に唖然/『フランケンシュタインの恋』第五話レビュー
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