対するTBS日曜劇場では7月から長瀬智也(38)が初の純粋なラブストーリーの主演を務める『ごめん、愛してる』を放送予定。吉岡里帆(24)、坂口健太郎(25)といった旬で実力も申し分ない俳優を長瀬の脇に置き、大竹しのぶ(59)、池脇千鶴(35)、六角精児(54)、中村梅雀(61)、大西礼芳(26)なども出演。そして原作は韓国で爆発的人気を誇り、中国、トルコ、タイでリメイクもされた折り紙付きの一級品。日曜劇場らしい隙の無い盤石の体制だ。
今回TVドラマ初ヒロインと大々的に宣伝されている橋本だが、彼女のファンの間では「フジ爆死の戦犯にされる」「これで橋本環奈は数字がとれないとか叩かれたら……」と心配の声が飛び交っている。ただ7月クールのTBS日曜劇場はコメディ要素のない“本格ラブストーリー”であり、そこに興味を持たない視聴者層が、警察モノかつユルめミステリーの『警視庁いきもの係』に食いつく可能性もゼロではない。橋本にとっては名を上げるチャンスでもあるのだ。もちろん所属芸能事務所もそう判断したからこそ、彼女を送り出したに違いない。渡部は中谷美紀との『ケイゾク』(TBS)コンビで一躍人気俳優となったが、橋本とのコンビもうまくすれば視聴者から愛されるかもしれない。
(ボンゾ)
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