ただ、6月20日、スポーツ紙系のネットニュースは「稲垣、草なぎ、香取のレギュラー番組は10月期以降も継続する可能性があることが分かった」と配信している。事務所は継続するかを本人たちの意思に委ねており、局も継続に前向きな姿勢であるそうだ。これが本当ならば彼ら3人は円満退社ということになり、仮に中国に進出したとしてもそれは決して<日本の芸能界を去る>わけではなく新たな可能性を模索してということになるだろう。
いずれにしても彼らのファンにとっては事務所の事情なんてまったく関係ない話である。ファンが願うのはたったひとつ――これからもテレビドラマやバラエティで活躍する元メンバーの姿を応援したい、その思いだけであろう。ジャニーズ事務所の実権はジュリー副社長に移行しつつあるというが、彼女ははたしてこれまでの悪しき習慣を立ちきり新しい事務所の方針を打ち立てることができるのだろうか。期待したい。
(エリザベス松本)