今朝、私の乗っていた車両だけでも忘れられた傘を3本発見しました。電車内への置き忘れ、お気をつけください。こんにちは、大根 蘭です。
女性が受ける前戯の定番のひとつとなっている、クンニリングス(以下、クンニ)。アナタはクンニされるの、好きですか? クンニが気持ちいいと感じる方ばかりではないでしょう。どれだけ触られても、舐められても気持ちよさを感じない方もいるでしょう。男性の舐め方が下手くそなのかもしれないし、誰に舐められても自分で触っても「なんにも感じない……」という方は、もしかしたら「クリトリス包茎」かもしれません。
男性の包茎のように「真性包茎」と「仮性包茎」があります。こちらでクリトリス包茎チェックをしてみてください。
「クンニが痛い」女性多数
感じないだけならまだいいですが、もうひとつ、「クンニされると痛い」と悩む女性も多いようです。おそらく相手男性の舌の使い方や力加減が、クンニが痛い要因になっているのだと思います。痛みを感じてしまうと濡れませんし、濡れないと挿入も痛く感じてしまう可能性があります。
男性は主にAVからセックステクニックの知識を得ている方が多いと思います。作品内のクンニシーンでも「今、クンニしてますよぉ~!」と伝えるように、激しくレロレロ舐め、大きく吸っているものが多いように思います。それによって女優さんが感じまくっている。そりゃ影響を受けて「俺もこの舌テクで感じさせてやるっ!」と思ってしまう気持ちもわかりますが……、AVで展開されているのはあくまでも視聴者を興奮させるためのアクションおよびリアクションの激しいプレイ。それを見てテクニックを習得してしまうと、痛いだけの愛撫になってしまう可能性があります。ファンタジー・演出・演技だということを忘れないでいただきたいっ!
クンニに痛みを感じ、セックスが苦痛になってしまう前に……、女性側ができることはひとつだけ! 伝えるしかありません。しかし「痛い!」「もうやめて」「気持ちよくない」とそのままの“感想”を言ってしまうと男性は傷つき、自信をなくしてしまう……というのもまた厄介な定説。お互いに気持ちいいセックスをするために、“意見交換”や“お願い”をすることはとても大事なことなのに。本当は痛みに耐えるために「ゥン~ッ!」と出している声も「そんなに感じているのかっ(鼻息)!」と勘違いされているままでは、いつまでも気持ちいいセックスはできないです……。
まずは、クンニをされている時に痛みの原因となっている、相手のクンニ方法を知ることが必要です。気持ちいいはず! と勘違いしているかもしれないクンニのやり方、そして改善すべくお願いの方法を考えてみましょう。
舌の力が強すぎる
クリトリスは神経の集まった敏感な部分。少し触れただけでも強い刺激を感じます。力を抜くこと、もしくは舌先に力を入れていても触れるか触れないかくらいの刺激からスタートするべきです。「クリは男性の亀頭部分と同じなんだから、強すぎて痛いと気付かないのかな?」と思う方もいるかもしれません。実は、男性の亀頭も敏感な部分ではありますが、常に下着と擦れたりオナニーで触る回数が女性よりも多いため、刺激に慣れていることもあり、クリほど敏感ではないと考えられています。「俺はこれくらいの刺激が気持ちいいし!」と思う力加減はクリにとっては強すぎるんです。
<依頼方法>
「ソフトに舐められると、もっと気持ちいい」
ストレートに「モア・ソフトリー」を伝えないと改善されません。「もっと気持ちいい」という言葉は、今のクンニ方法を全否定しているわけではないし、受け入れやすいと思います。「柔らかい舌が気持ちいい」も、力を抜くキッカケになるかも。
いきなり高速舐め
クンニは高速舐めが必須! と思っている男性も少なくありません。人によりますが、チロチロと高速で舐められるのは確かに気持ちいいものです。ただ、クリの周りをゆっくりと舐め、クリに到達しても優しく舐めて充分に感じてきてからのステップなんです。クンニスタートの時からイジリー岡田のような舌使いは、刺激が強すぎます。
<依頼方法>
高速を不可能にすればいい! 「舌のザラザラが気持ちいかも」と伝えてみましょう。敏感なクリは舌の面で優しく撫でられるくらいからが気持ちいいものです。舌の面で高速舐めは出来ないので、この言葉で交わすことができるはず。
皮を剥いて舐める
クリの周辺を責めるまではいいけれど、クリに到達した瞬間に皮を剥いて舐める男性もいますね。皮を剥いたクリは超敏感な部分です。これも充分に感じてからのステップです。充分に感じていても皮を剥かれて舐められると痛い、と感じる女性も多いのです。女性側がクリ刺激に慣れていないと気持ちいいと感じることは難しいかもしれません。
<依頼方法>
「皮の上からクリを刺激されるのが気持ちいい」は、遠まわしに「皮を剥かないでくれ」と伝えられる方法かもしれません。「皮は剥いたほうが気持ちいいんだろう」という間違った認識に気付くかもしれません。
ちなみに、クンニ愛撫すべてに言えることですが、フェラ同様唾液たっぷりの状態でないと痛い原因になります。唾液が足りない時は「いっぱいヌルヌルにして♪」とお願いしてみてはいかがでしょうか。この「ヌルヌル」を愛液のことだと誤解されてしまう懸念もありますので、もっとはっきり「唾液が気持ちいい」と伝えても。
女性側がクリ刺激に慣れていない
どれだけ優しく舐められても「クリへの刺激が痛い。でも感じるようになりたい!」という方は、普段のオナニーでクリを中心に責めて慣れることが手っ取り早い方法です。オナニーをすることで、自分が感じる刺激も探ることができますし、意見交換するときも伝えやすくなると思います。
性交痛や苦痛の原因になってしまわないように、我慢するセックスはやめましょう。「気持ちいい?」「どうしてほしい?」と意見を言いやすい関係になれることが気持ちいいセックスへの一歩だと思います。
(大根 蘭)