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華原朋美と小室哲哉の共演シーンに交差した元彼・元カノ・本妻の本音

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華原朋美

華原さんはスッキリしただろーね(華原朋美「夢やぶれて-I DREAMED A DREAM-初回限定盤」ユニバーサルJ)

 12月4日に生放送された『2013 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)にて、華原朋美(39)と小室哲哉(55)という元恋人同士が15年ぶりに共演。1年前の同番組で芸能界復帰を果たした華原は、その当時から度々「小室さんと共演したい」と周囲に語っていたというが、今回ついにその希望が叶ったようだ。

 華原と小室が恋人同士だった頃、彼女のために小室が制作した往年のヒット曲である「I’m proud」と「I BELIEVE」を小室のピアノ伴奏にのせて伸びやかに歌う華原。その姿には、かつて小室との破局をきっかけに薬物依存で入退院を繰り返し、精神的にも肉体的にもボロボロだった頃の面影は全くなく、いち歌手としての輝きを完全に取り戻しているように見えた。

 この2曲を披露した後、華原は小室のもとに駆け寄り、「今まで迷惑と心配ばかりかけて、本当にすみませんでした。朋はちゃんと前を向いて歩いて行けそうです。今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました。ありがとうございました」と感謝を重ねつつ頭を下げた。そして小室に右手を差し出し、握手を交わしながら涙を拭うようなしぐさを見せた華原。これに対して小室は、握手をして「頑張って下さい」という声をかけたものの、若干居心地が悪そうな模様。

 この場面に対して、ネット上では「小室の態度が薄情すぎる」「小室、露骨に迷惑そうな顔してる」「妻のKEIKOに気を遣わなきゃいけないし、あの態度でも仕方ない」「本当はもう関わりたくないはずなのに、共演してあげただけでも十分」など、小室の態度に対する批判や、妻が大病を患っているなか、過去にいざこざがあった元カノと共演することになった小室の心境を配慮したコメントなど様々な意見が飛び交った。

 華原は、いい意味でも悪い意味でも自分の人生に大きな影響をもたらした小室に「私はもう大丈夫なの!」と伝えられたことでふっ切れた様子だが、妻のKEIKOが2011年にくも膜下出血で倒れ、現在も療養中であることを考えると、あの小室の様子は批判されるほどのものではないように思う。

 最近の小室は、仕事面での目立った活動がなく、10月に自身のTwitterで「僕といっしょに作品を創りたい女の子がいるなら教えて下さい」とつぶやき、第二の華原を発掘しようと試みているが、その姿勢には「今どきの女の子は小室なんて知らないから無理」「愛人募集?」「また華原の時のようにボロボロにする気か」などという反応もあった。過去の女性関係でのマイナスイメージを払拭し、KEIKOに心穏やかに過ごしてほしいという小室の気持ちが今回の共演にて現れたのかもしれない。

 一般的な女性の中で、自分の旦那や彼とその元カノの接触を好ましくないと感じる人は多いだろう。仕事の関係でどうしても……という場合でも、多少気分が悪くなり、心配してしまうケースもあるはずだ。ましてや、「元カノが自分の彼に会いたがっている」と聞けば、「今さら何の用があるの?」と快く思わない人が大多数であろう。そういったことを前提にすれば、あの小室の対応は妻に対する体裁を守るいち男性として間違いないものだったのではないだろうか。
(シュガー乙子)