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NMB48須藤凛々花の結婚発表をホストクラブで例えるとキツすぎる!

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 第9AKB48選抜総選挙の開票イベントで前代未聞の結婚発表をして、非難が殺到しているNMB48の須藤凛々花さん(20)。スキャンダルに敏感な歌舞伎町界隈でも彼女の結婚発表は話題になっていて、特にホストクラブに通う“ホス狂い”の間では、「ホストクラブで例えるとキツイ」と話題になっています。

 須藤さんは31,779票を獲得して20位にランクイン。投票の締め切り直前までTwitterでファンに投票を募っていました。これをホストクラブで例えると、バースデーイベントを控える担当ホストが「成功したい」と言って姫に高額な酒を煽って、当日数百万円のシャンパンタワーやブランデーが並ぶ前で『ありがとう! 大好きな姫に囲まれて、俺は人の愛を知って初めて人を好きになった。俺、ホンカノと結婚するわ!』って姫たちの目の前で言うようなものなんですよね……。元ホス狂いの筆者としては、ホス狂いがこんな目にあったら、出家するか、東尋坊に飛び込んでしまうのでは、と考えてしまいます。

 それは言い過ぎですが、今回須藤さんの結婚発表をホストクラブで例えたのには理由があります。須藤さんのオタもホス狂いも“好きだから”、応援てほしいという気持ちに応えるんですよね。まあホス狂いの場合は、ホストにプライベートをガチガチに固められて、半ば強制的に応援させられている(=貢いでいる)場合もあるんですが。でも、“夢を買っている”というのは共通していると思うんです。

応援するには金がかかる

 須藤さんはスポーツ紙の取材に「人を好きになって思ったのは、『恋愛禁止のルールで我慢できる恋愛は恋愛じゃないんじゃないか』」と語り、「応援してくださる方々の気持ちもあるので、恋をしちゃったからしょうがないって割り切れないのも本当」と、葛藤している様子を見せていました。恋愛禁止のルールがあるといえど、彼女もひとりの人間です。人を好きになる気持ちは尊重しなくてはなりません。

 でも、応援する側としては、「応援するから、最後まで夢を見させてほしい」んです。付き合いたいとかそういうワケじゃないけど、誰かに恋をしていたとしても、それは隠しておいてほしい。須藤さんの場合は、開票後すぐ発売の「週刊文春」(文藝春秋)に一般男性との熱愛を報じられていたので、それに先手を打つため、あの場で言ったのかも知れませんが、結婚発表はあまりにも残酷すぎると思います。

 応援にはさまざまな形がありますが、選抜総選挙で須藤さんを応援する場合、多少なりともお金がかかります。Twitter上では須藤さんに投票するために何百枚もCDを買ったオタの方も見られました。投票券が入ったCD1枚約1,500円ですから、それが数百枚となると莫大なお金がかかっています。そのお金を集めるために、そのオタはとてつもない苦労をしているのかもしれません。総選挙の場合は、お金が「投票権」に換金されて、投票数がそのまま自分のギャラになるわけでもないので、アイドルたちはその感覚がわからないかも知れないですが。

 ホス狂いの場合も、ホストが言う「応援して」に応えるためには、かなりのお金が必要で、自分の身体を売るホス狂いもいる。かなりキツイことだけど、担当が喜ぶ顔を見たいから耐えている子もいる。要するに、相手が喜ぶ応援をするには、お金がかかるんです。しかも大金が。

 でも、「応援するから純真な姿でいてくれ」っていうのも応援する側のエゴ。とにかく、須藤さんのオタのみなさんが東尋坊に行っていないことだけ祈っています。

月島カゴメ

アニメもゲームもBLも嗜む雑食系オタク。最近はキッズアニメ(プリパラ)を見ている時が一番楽しい。オタクのくせに変な行動力がある。なお、貞操観念はほぼない。元風俗雑誌編集で元ホス狂い。

twitter:@kaaagome_