そして、1年後。研さんのトレードマーク「赤いきのこ=アカナリカミタケ」が発見されたニュースを聞き、継実が山に駆け込むと、すぐさまきのこを発見! 早っ! 採取しようと手を伸ばしたら山の斜面を転げ落ちてしまったところを研さんが救出! 研さんとさくっと再会できた継実は、「私はずっとあなたのことが好きです。会いたかった」と泣きついて、2人揃って下山。1年って長いっちゃ長いですけど、あっさりすぎて拍子抜けです。
さらに、山をちょっと下ったところで待っていた鶴丸教授(柄本明)と稲庭先輩とも合流し、「キャンピングカーの中で研さんの菌を培養し、難病をひとつでもなくすために新薬を作る」という新しい研究を研さんに提案。研さんは、「僕が人間のためになるんですか?」と泣きながら受け入れたのです。
数十年後。継実が死に、稲庭先輩と美琴を「おじいちゃんとおばあちゃん」と呼ぶ青年が研さんのもとに菌と研究記録を取りに来ていました。何でも、研さんの菌のお陰で新薬が開発され、世界中の命が救われているそう。「難病をなくしたい!」と意気込んで深志研太郎博士(斎藤工)のもとへやって来た山部呼六(綾野剛)の夢が叶った、というハッピーエンドではあるものの、最愛の人が死んでも生き続けなきゃいけないという不老不死の研さん。もし私が永遠に菌を作り続けることになったら本当に嫌ですし、研さんが可哀相とも思うのですが、そもそも120年前から生きてること自体つらいし、研さんの気持ちが全然わからない!! 「ファンタジーだからしょうがない」と数々の疑問に蓋をして見てきたツケが、最後にどーんと回ってきた気分でした。
(ドラマウォッチ:ナチョス)
・第一話:綾野剛の入浴シーンがエッチ…いつの間にガチムチ体型に?
・第二話:可哀相な怪物・綾野剛が可愛いすぎて死にそう…!!
・第三話:綾野剛に続き、恋敵・柳楽優弥まで可愛さ発揮! いい男しかいないアタリドラマ
・第四話:視聴率低迷の原因は二階堂ふみの棒演技ではない?
・第五話:ヒロインの病状は? 四角関係は? 雑すぎるラブストーリー描写に唖然
・第六話:綾野剛の“超気の毒展開”が見てられない! どす黒いキノコ菌をばら撒き「ごめんなさい…」
・第七話:ヒロインは川栄李奈? 困り顔しかしない二階堂ふみの無能ぶり
・第八話:待ってました! 綾野剛が1人2役で「可愛さ復活」の兆し
・第九話:ドラマ最大の謎が「博士の恋心」というズッコケ展開!! 胸キュンシーンも台なしに…
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