今やメディアにひっぱりだこのゆるキャラ、ふなっしー。デビューシングルCDはオリコン初登場8位という好記録を成し遂げ、各方面のイベントに出演する機会も多い彼(ふなっしーの性別は梨とのことですが、中の人はおそらく男性であることから今回は彼と呼ばせてもらいます)の魅力は、キュートなルックスと、かつてのゆるキャラの概念を覆した抜群のトークスキル。そして、テレビなどでもよく披露している驚異的なジャンプからわかるように、彼は身体能力が非常に高いですよね。
突然ですが、女性の皆様は自分のパートナーになる男性に何を求めますか? ルックス、包容力、共通の趣味、セックスの相性、経済力等、人によって様々ですよね。現実には、自分の理想の男性とはほど遠いはずなのに、なぜか惹かれてしまったというケースもあると思います。しかし、誰でも一度は「こんな男性と付き合ってみたい……」とご都合主義な妄想を繰り広げたことがあるのではないでしょうか。
ご都合主義な妄想は、女性のライフワークのひとつと言える気がします。女子会と称した、ただの食い気をむき出しにしたおしゃべりタイムでは、「◯◯さんって、なんかすごいSっぽいセックスしそうじゃない?」「わかるー!」と、身近な男性のセックスライフを妄想し、共感しあうこともざらにあるのではないでしょうか。私もそういった妄想が大好きなタイプなのですが、ある日私の仲間の非モテ女性が集まる会でこんな話題があがりました。
「ふなっしーって、理想の男じゃない?」
多くの女性たちは、おもしろくて優しくて体力があって経済力がある男性に好印象を持つと思います。しかしそれは単なる理想であって、そんな高スペックな男性とはなかなか出会うことはできないでしょう。もしいたとしても、同じく高スペックで女子力が非常に高い女性と幸せな日々を送っていることが多いはず。そこで妄想と現実逃避が大好きな非モテ女性は、ふなっしーはその全てを兼ね備えている存在なのではないか……? という疑惑を持ちはじめたのです。
■ふなっしーの男としての魅力が垣間見える場面その1~女性を守る頼りがいある行動~
AKB48まゆゆこと渡辺麻友が映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』の公開アフレコを行い、そこに乱入したふなっしー。まゆゆが報道陣に、当時話題になっていた元AKB48の前田敦子の熱愛報道についてのコメントを求められ、困惑しているところにふなっしーはすかさず映画のPRをし話題を変えます。それでもまゆゆにコメントを求める報道陣からまゆゆを守るようにして一緒に退席しました。ピンチの時にさりげなく助け舟を出してくれる姿に胸キュン。
■ふなっしーの男としての魅力が垣間見える場面その2~程よい自虐ネタができる謙虚な姿勢~
今年の『NHK 紅白歌合戦』の出場者が発表された時のこと。CDデビューで紅白出場を狙っていたとされるふなっしーに、報道陣が今回の紅白出場が叶わなかった件について問うと、「素行の問題だと思うなっしー」との答えが。一見マイナスに見える話題でも機転を利かせて楽しいトークができるポテンシャルは女性を惹きつけること間違いなし。
■ふなっしーの男としての魅力が垣間見えた場面その3~オスとしての能力の高さ~
メディアに登場する度に見せる、常識を覆すジャンプ力や機敏な動き。あの体力があるならば、きっとセックスの際にも激しく情熱的なプレイをしてくれるに違いない。どんな体位も、超高速ピストンもお手の物ではないでしょうか。あの体から繰り出されるセックスを体感してみたい……。
■ふなっしーの男としての魅力が垣間見えた場面その4~十分すぎる経済力~
ネットでは「推定年収1億円!?」と噂されているふなっしー。結婚後は夫婦共働きがポピュラーになっている昨今ですが、パートナーの経済力はあるに越したことがないでしょう。
このようにふなっしーの行動から男としての魅力を見いだし、「ふなっしーみたいな人がいたらなあ……」と妄想が止まらなくなる非モテ女性。あげくの果てには「でも、セックスの時にあんなに高い声出されたらイヤじゃない?」「たしかにー!」と本当に余計なお世話と言える発言まで飛び出します。あくまでもふなっしーはゆるキャラですが、現実にこんな男性がいたらMMK(モテてモテて困っちゃう)状態になることは間違いないはず。ふなっしー、いや、ふなっしーの中の人……。一度でいいからお会いしたい。
(リオネル・メシ子)