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セックス中の「言葉責め」、実況中継・お願い…責めパターン4選

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Photo by Rachel Kramer Bussel from Flickr

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 アナタは、セックスの最中に彼と言葉を交わしますか? これ、結構、分かれるんですよね。こぼれる吐息だけで十分(黙って集中してほしい)派と、耳元で愛を囁きながら派、もしくは言葉責めをされたい派。中には「これから何食べに行く?」と日常会話をしながらセックスに励んでいるカップルもいます。色々な形がありますね。

 私の場合、言葉を交わす派です。あまりにも全てにおいて実況されるのはお腹いっぱいですが、「濡れてる」「入ってる」「気持ちいい」など要所要所で言葉を頂戴すると興奮いたします。セックス中の会話を推奨する者として、「Sっ気」「Mっ気」とシチュエーション別にお伝えしたいと思います。

※男性も黙って腰を振りたいタイプと、言葉でもコミュニケーションを取りたい人と分かれるかと思いますので、黙りたい彼にグイグイ言葉を浴びせて突っ走らないようにご注意ください。

 ちなみに私は、言葉を交わす派の男性とイタすことが多いのですが、男性が言われて喜ぶ言葉は、彼自身が女性に対して発している言葉と同じかもなぁと、個人的には思っています。「乳首(もしくはクリ)が勃ってるよ」と実況中継してくる男性は同じように「おちんちん、すごい勃ってるよ」と言われると嬉しそうだったりします。今回は、「実況中継型」と「お願い型」を男女別に分けて紹介したいと思います。

彼女から彼へ:Sっ気言葉責め(実況中継型)

◆勃起時

*「硬くなってる」:決して「すごく大きいね」と言っているわけでも、褒めているわけでもなく実況しているだけではありますが、事実を述べたことにより、さらに興奮。「興奮してこんなに勃っちゃった」と報告型の彼にも使用できます。

*「我慢汁出てきた」:我慢汁を指先でニュルニュル触りながら「なんか出てきた~」でもよいかと。言葉とタッチで我慢汁が止まらないでしょう。

◆責めに反応した時

*「感じるの?」:たとえば乳首を舐めた時にビクンッと反応したら、「乳首が感じるの?」と。彼が「反応しちゃって恥ずかしい……」と羞恥心を感じていっそう盛り上がるタイプなら是非。「ここが弱いんだぁ~」「じゃ、ここは?」「ここ、どうしたらいい?」とたたみかけちゃいましょう。

*「声出しすぎだよ?」:気持ちが良くても男性は女性以上に喘ぎ声を出すことには抵抗のある人が多いです。だからこそ、喘ぎ声が良い感じに上がってきたら、どんどん言葉責めとして指摘しましょう。まるで女の子みたいに喘いでいる自分を再確認させられ、羞恥心が昂ぶるはずです。

◆挿入時

*「まだダメっ」:「挿れたい」と言われた時に焦らすときや、「イキそう」と言われた時に使用できるワード。これは良くない側面もあるジャパニーズセックス文化ですが、「ダメ」「イヤ」の言葉で興奮する男性は少なくないと思います。「まだ挿れさせてあげないっ」のひとことで、ちんこが大喜びしちゃうんですね。

◆ピストン運動中

*「腰動かしちゃダメだって言ってるでしょ?」:騎乗位のときに使いたい言葉責めがこちら。男性には腰を動かさせないように命令を出して、女性は腰を動かしますが、大抵の男性は我慢できずに腰をついつい動かしてしまいます。そんなときに、「ダメって言ってるのに動かしちゃうぐらい気持ち良いの?」と言わんばかりに、呆れ顔で言ってやりましょう。

彼女から彼へ:Mっ気言葉責め(お願い型)

◆キス&ハグから

*「もっと」:単純かつ純粋なお願いですね。男性によっては、裸になったあとのキスやハグを軽くこなして次のステップにいこうとする方もいるでしょう。そんな時は、この言葉を放ちましょう。「おっと、俺ったら先走っちゃったぜ」と気付きます。

◆ジュワってきた時

*「濡れちゃう」:キスや乳首の愛撫をされて、もう濡れてる状態の時です。続いて陰部をちょいと触れられた時に、この言葉とともに、彼の手から陰部をかわしてみましょう。「もう、濡れてるよ」とまんこと指の追いかけっこのはじまりです。

◆挿入時

*「挿れる前にここ……」:“ここ”とは“クリトリス”のことです。(正常位の)挿入直前にちんこを持ち、クリに近づけながら言ってみてください。S気質の彼なら「ここをどうして欲しいの?」と聞いてくるでしょう。「当てて」とお願いしてもよし。無言で亀頭をクリに押し当てようとして「ちゃんと言って」と焦らされるもよし。

 では、男性から女性への言葉責めをお伝えします(完全に、偏りのある個人的な好みに走りつつあることをお許しください)!

彼から彼女へ:Sっ気言葉責め(実況中継型)

◆乳首やクリが反応した時

*「勃起してるよ」:乳首を舐めながら、またはクンニや指でクリを愛撫しながら(そして顔を見ながら!)言ってみてください。乳首やクリが反応した際、「勃(た)ってる」という言葉は女性でも使う言葉ですが「勃起してる」と言われると、エロさと恥ずかしさが増しますよ。

*「いやらしいね」:いやらしく反応する体をそのまま指摘してあげる言葉責めも良いですね。これもまた恥ずかしさが煽られるので、目を見つめながら言ってあげれば、そっと目線を外されるかもしれません。そうしたら、「ちゃんとこっち見て」と更にはずかしめてあげるのもおすすめです。

◆濡れてきた時

*「すごい濡れてるね」:前戯を続ける内にまんこが濡れてきたら、それもすかさず実況中継して言葉責めします。更に濡れ方が強い場合には、「糸引いてるよ?」「グチュグチュ音が出るぐらい濡れてる」など濡れ方の度合いついて指摘してあげましょう。

◆挿入時

*「挿れてほしくなっちゃった?」:人によりますが、個人的には「どうしてほしい?」と聞いて「挿れてほしい……」を導かせようとするよりも、コクリと素直に頷ける優しい責めがいいですね。まんこを触りながら「すごい濡れてるけど、挿れてほしくなっちゃった?」と質問してみましょう。ただ、いつまでも言っているとキレられますからね。2~3回くらいに留めておきましょう。

◆ピストン運動中

*「動いてみて」:「正常位」など男性が腰を振る(ピストン運動をする)ことが多いと思います。このとき、動かしていた腰を止めて言ってみましょう。女性は今までの快感を追って腰を振ってくるでしょう。その際は「激しいね」「すごい腰動いてる」とさらに中継をすることで、女性はますます淫らになってゆくでしょう。

*「もっとやらしい声聞かせてよ」:気持ちよさそうなのに、恥ずかしさから口を引き締めたり、手で抑えたりと声を我慢しているときにはこんな言葉責めを浴びせましょう。それと同時に塞いでいる唇を奪ったり、手首を掴んで床などに押し付けるようにするのもMっ気のある女性には堪らないはずです。

彼から彼女へ:Mっ気言葉責め(お願い型)

◆キス&ハグから

*「ギュッってして」:女性から男性に対してストレートに伝えられる言葉ですが、男性だってギュウ~と抱きしめられたいときがあるはずです。だけど「格好悪いかなぁ」と恥ずかしくて言えないでいるアナタ! そんなプライドはかなぐり捨てちゃいましょう。自分だけに見せてくれる可愛い部分は愛おしいものです。素直にお願いして胸元で顔をうずめさせてもらいましょう。

◆ガマン汁が出てきちゃった時

*「出てきちゃったから、拭いて」:「舐めて」と言わないところがコツ! 可愛いおねだりでいきましょう。これを聞いて本当にティッシュを持ってきて拭かれてしまった場合も無きにしも非ずではありますが、きっとペロ~ンと舐めてくれるはずです。もう、我慢汁が止まりませんね!

◆イク時

*「イッていい?」:何も言わずにイってしまう男性がいますが、「私はまだ満足してないのに」と不満を抱く女性は多いですよ~。「イク(出る)!」と報告するよりも、甘えて「イッちゃいそう」と中継をしたあとで「イっていい?」と甘えて聞いてみましょう。「まだダメ~」と言われるか「いいよ」と承諾を得るか、彼女の支持に従いながら甘え続けちゃいましょう。

 女性同士で話していて、甘えてくる男性に対して「可愛い」と思うラインと「引く」というボーダーラインも人それぞれで難しいなぁと感じることがあります。相手との関係性や受け入れ態勢などを様子見で行ってみてください。

上手な言葉責めのポイント

 ここまでたくさんの言葉責め例を出してきましたが、これらを使って言葉責めプレイを楽しむときには、次のポイントを押さえておきましょう。

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大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。