ゴシップ

元AAA・伊藤千晃のマタニティフォトと完全すっぴん、誰得??

【この記事のキーワード】
伊藤千晃インスタグラムより

伊藤千晃インスタグラムより

 元AAA・伊藤千晃(30)が、ソロ写真集『CHEERS』(主婦と生活社)を10月6日に発売すると発表した。妊娠初期~8カ月の時期に撮影したマタニティフォトブックのようなものになるとのことだが、表紙用に撮影されたという「ガチスッピン」がいちはやく公開され、なるほど正真正銘のスッピン、自然体の自分自身を撮り残しておきたいのだなと理解した。

 一般人でもマタニティフォトを撮る時代、芸能人ならばそれを作品化してファンに届けたいという気持ちもわからなくもない。ビジネス的な勝算もゼロではないのだろう。AAAのファンの一部が購入すると考えれば、数千部は刷るはずだ。とはいえ、いわゆる平常時のセクシー写真集と比較すれば、購買層が限定されることは間違いない。それでも多くの女性芸能人が、マタニティフォトを撮影・販売してきた歴史がある。

 もっとも代表的かつ過激だったのはhitomi(41)だ。2009年にマタニティ・ヌード写真集『LOVE LIFE 2』(幻冬舎)を発売したが、これが一糸まとわぬ全裸だったから恐れ入る。大きく膨らんだお腹のみならず、陰毛も、妊娠期ゆえの皮膚の黒ずみもそのまま。amazonレビュー欄には「妊婦特有の体のラインと自然な表情が、とにかく息をのむほどに美しいです。ファンならずとも鑑賞の価値ありの一冊」「神秘的というか、性的ないやらしさを感じない。身ごもった女体の美しさは男性よりもむしろ女性が観て何かを感じて欲しい」と高い評価もある。

 hitomiは突出しているが、それ以外にも、マタニティフォト+妊娠生活や妊娠時のファッションなどを一冊にまとめたマタニティブックを発売している芸能人はかなり多く、梨花(44)、高島彩(38)、木下優樹菜(29)、スザンヌ(30)らがそれぞれリリース。高島の『高島彩 彩日記-Birth-』(KADOKAWA)に関しては、「まさかこの人までこんな本を出しちゃうとは思わなかった」と驚きの声も上がっていた。

 写真集を出していなくとも、蛯原友里(37)、優木まおみ(37)、熊田曜子(35)、潮田玲子(33)、山田優(32)、辻希美(30)、加護亜依(29)など数えきれないほどの女性タレントが、雑誌やブログなどでマタニティフォトを公開している。妊娠期は十月十日という言葉通り一時的なもので、自分の胎内に新しい命が宿っているといういわば非日常的な時間。その特別さゆえ、記録を残しておきたくなるのだろう。こうしたマタニティフォトが雑誌掲載やブログ発表、そして書籍化の運びとなると必ずと言っていいほど「誰得?」とクビをかしげる向きがあり、有吉弘行は熊田に「そんなもん見て誰が勃てるんだよ!」と怒号を浴びせたが、誰の得にならなくてもいいのだ。彼女たちは自分のためにやっているだけなのだから。

(ボンゾ)