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歌もラップも楽曲センスも主演映画まで微妙なディーン・フジオカに漂う中二病感

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 しかもEPPermanent Vacation / Unchained Melody」は所属事務所的にも相当な入れ込みようが伝わる作品であり、各曲が何かしらの映画やアニメ、報道番組のテーマソングに起用されていることもある意味悲劇だ。『Mステ』や『THE MUSIC DAY』での歌声披露は序章に過ぎない。これからディーンの微妙な楽曲、歌声を耳にする機会が増えることは間違いない。そのたびに、彼の歌の、楽曲の微妙さが世に広まってしまうのである。

  3月には「週刊文春」(文藝春秋)で経歴詐称疑惑についても取りざたされた。公式プロフィールによると「シアトルの大学に留学」とあるが、実は短大レベルの学校だったことを本人が告白しているほか、台湾で活動していた頃、シアトル大学卒のインテリで、しかも日本人と中国人のハーフであると紹介されていたことが報じられた。生粋の日本人であるディーンだが、台湾で活動していくために少しでもパンチの効いたプロフィールを用意したかったのだろうか。だがこうした疑惑も、彼の歌声の前には特に大きな問題とも感じられないから不思議なものである。

 それよりも、世に出たきっかけが「1997年、本名で第10回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストに出場した。応募したのは本人ではなく、妹が勝手にしていた。最終選考まで残る」と、ジャニーズタレントにもよくある「家族が勝手に応募した」方式であること、芸能活動を始めたきっかけが「2004年、香港のクラブにおいて飛び入りでラップを披露していたところ、客席にいたファッション雑誌編集者にスカウトされる。香港を拠点に雑誌や広告、ファッションショーなどでモデルとして芸能活動を開始」(いずれもWikipediaより)という映画のようなサクセスストーリーであること、これもドラマチックすぎると常々感じてはいるが、まあ、人生にドラマは多少つきものである。だがこうした経歴の真偽はともかく、これすらちょっとダサいと思ってしまう自分がいる。

  というかWikipediaを見ていると、現在の所属事務所アミューズと契約した経緯のくだりもすごい。

 「俳優業とは別にクリエイターとして独自のネットワークと言語を駆使し、アートとエンターテイメントを融合する表現活動の可能性を模索していたところ、2011年に現所属事務所・アミューズと出会いGMT+7+9の時間軸の中で、アジアを中心とした縦移動のライフスタイル/ワークスタイルに双方共感し所属契約を交わす」

  これを読んだ時、まさに彼の歌を聴いた時と同じような、腹の底から笑いがこみ上げてくるような不思議な感覚に襲われた……。

  筆者はその微妙なダサさをスルーしてすべてを賛美できるほど盲目なファンではなかった。顔はいいのは確かだ。だから、モデルだけやっていてほしい……そう願いながらだんだんディーン様から遠のいてしまったのである。ラップを披露しているのにスカウトされてモデルになったという話が本当ならばそれは、歌でなくビジュアルを見出されたことをはっきり示しているはずだ。プロの目に留まったのはモデルとしてのディーンなのではないか。事務所も、ディーン様のイメージのために、もう少し仕事の内容を見極めてほしいと、元ファンは切に願っている。

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ブログウォッチャー京子

インスタウォッチが日課の子持ちライター。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています

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