「共鳴のヨガ」タントラヨガ
基本的なヨガのポーズを、ゆっくりとしたペースで行う「ハタヨガ」、運動量が高く、エクササイズ効果抜群の「パワーヨガ」、体への負担をかけずにコア(体幹)を鍛えるエクササイズ「ピラティス」などは日本でも有名ですが、人体の中心にあるエネルギー“チャクラ”を意識して、官能的なツボを基軸にして行うヨガが「タントラヨガ」です。「共鳴のヨガ」と名付けられ、ポーズのたびに深いエクスタシーを覚える人もいるようです。
たとえばカップルで、セックス体位としてではなく(洋服を着た状態で)タントラヨガを行うだけでも、リラックスと快感を得られるといいます。
*男性はあぐらをかいて座る
*女性は男性の太もも上に座って、彼の背中の後ろに足首が伸びる状態にする
*お互いに背骨をまっすぐに伸ばし、額を合わせて目を閉じて深呼吸
身も心も寄り添い、感度が上がるポーズとされています。セックス体位の「座位」と同じような体位ですが、座位も挿入感よりも密着感や安心感を得る気持ちいい体位とされていますよね。
セックス前にこのポーズでリラックスしたら、より快感を得られるかもしれません。
タントラ・ヨガも「騎乗位」を推奨!
『カーマスートラ』では、ヨガのポーズや実践方法が書かれているわけではありませんが、「自分を満足させるためにも、女性も攻めていきましょう」とのことで、「セックスの最中に体位を変えて女性が男性の上に乗る」という方法が挙げられています。まさに、現代でも女性主導の人気体位「騎乗位」です。
◆「回転」
仰向けになっている男性がお腹をもちあげ(腰を浮かし)、上に跨っている女性はお腹をグルグル回します。
「回転」と名付けられ、深い挿入感を得られる体位です。男性が腰を浮かしているので女性の負担も少なく、上下にピストン運動をするよりもラク!
上下、グラインドに激しく動く騎乗位も気持ちいいですが、「回転」は、激しい動きだけでなく、深い挿入感を意識しながらゆーっくりと自分が感じるところを探しやすい動きでもあるので、是非お試しください!
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