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星野源「こじらせ女子はすげー嫌い。ダサい」発言がもたらす激震と意義

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「MUSICA 2012年 07月号」バウンディ株式会社

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 ミュージシャンで俳優の星野源(32)は、典型的な草食系男子の外見をしている。6月8日公開の初主演映画『箱入り息子の恋』でも、イメージによく合う“童貞こじらせ系”男子を演じた。ところが、本人はそうした自らのイメージを快く思っていないらしい。同作公開に合わせていくつかの媒体でインタビュー記事が掲載されたが、そこにはファンがショックで泣き出しそうな発言が躍っている。

 まず「SPA!」(扶桑社、5/28・6/4合併号)で星野は、【「癒し系」も「草食系」も「サブカル系」も、もはや差別用語】と断言。彼は昨年12月にくも膜下出血で倒れたが、【そういうイメージに俺は殺されるって感じがしてその枠を壊す作業をしていたら、今度はどんどん精神が孤独になって】と、世の中に植え付けられてしまった自身のイメージに抱く苦悩や葛藤が病気の一因であると示唆してもいる。

こじらせ女子をバッサリ斬る星野源

 さらに「an・an」(マガジンハウス、6/5号)では、インタビューのラストで「この際、物申したいことがあればどうぞ!」と振られ、【基本的に頑張っている人が好き】と女性一般に対する見方を明かし始めた星野。

【例えば、化粧をしない人ってあまり好きじゃなくて。だいたい男ってすっぴんが好きだっていうけど、僕は頑張って化粧している方が好きなんです】

 インタビュアーが「星野さんはナチュラルすっぴん系女子が好きなイメージだったので意外だ」と驚くと、星野はさらに畳みかける。

【ナチュラル系もいいけど、頑張っている人の方が好きですね。言葉が強いけど、僕はとにかく“心のブス”が嫌いなんです。頑張って可愛くなろうとしている人に対して「あざとい」とか言っちゃう人は好きじゃない】

 もうインタビュアーは確信犯的に星野を誘導し、彼が秘めた“女”へのイラだちを露出させようとしているようにすら思えるのだが、「うがったものの見方をすることで“自分はわかってる”という選民意識を持つ、いわゆる“こじらせ系”女子が最近増えていますが…。」と問いかけられた星野は、【すげー嫌い(苦笑)】とバッサリ。

【すげー嫌い(苦笑)。本来“こじらせ”は隠しておきたいことなのに、最近はいきなり「こじらせてるんだよね~」っていう人増えましたよね。すごくダサいと思います。】
【しかも、そういう女って周りのことバカにしてばっかりじゃないですか。】
【可愛いものに憧れているのに、それに近付く努力をしていない自分を棚に上げて、している人をバカにする人が最近多い気がして。素直に努力できる女性は、やっぱり素敵だなって思います。】

 星野の可愛らしい「三角ぐち(※笑うと逆三角形の形になるマンガのような口元)」から次々繰り出される厳しい言葉を、「サブカル女子」「こじらせ女子」「非モテ女子」は、どう受け止めているのだろうか。

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ヒポポ照子

東京で働くお母さんのひとり。大きなカバを見るのが好きです。