東山さんは会見の始まりから「タイトルは『刑事7人』ですが、今日の出席は4人です。『刑事4人』ですみません」と笑わせ、途中も「食べてる? 飲んでる?」と記者たちに声をかけ、至れり尽くせりよ。取材ノートは早々にしまって手にはフォ-クやスプーンしか持っていなかった私たちに「今日は食べに来たんでしょ?」って。
お言葉に甘えて食べることに専念してたんだけど、東山さんは「僕たちも『刑事7人』が第三シリーズまで続くとは思っていなかったので、本当に光栄です。今回は特にアクションシーンや走るシーンが多くて、今まで自分なりにトレーニングをして体を鍛えてるつもりだったんだけど、走った翌日に筋肉痛になって、運動会の時のお父さんの気持ちが初めてわかった」って言ってたわ。
そういえば、以前から「朝まで飲んでも大丈夫」と豪語してた東山さん。「飲んだらその分は消化させないといけないから、朝まで飲んで走って家に帰る時もある。いつも住んでいる街なのに、早朝に走ると思いがけない発見があるんだよ。季節の花が咲いていたり、こんなところにお豆腐屋さんがある~って発見したり。車で走っているだけじゃわからない街の姿に遭遇できる」なんて言ってたから、走るなんてお得意だと思ったんだけどな。私たちも第三シリーズまで続くとは正直思わなかったけど、とにかく7人のチームワークがいいのよね。
東山さん、高嶋さん、片岡愛之助さん、倉科カナさん、塚本高史さん、吉田銅太郎さん、北大路欣也さんという豪華なメンバーが織りなす重厚な刑事ドラマなんだけど、画面ではカッコイイ姿全開で魅了してくれる反面、裏では笑いが絶えない現場なの。だいたいいつものお題はコレ。東山さんと銅太郎さんは既婚者なのに「男はね、いつまでたってもモテたい生き物なのよ。それがなくなったらおしまいよ。セクシーというか、色気のある男でいたいのよ」という男子トークで盛り上がるのが常。「女の子に目が行く? 当たり前でしょ」って10代の男の子みたいなトークを全力でしてるから面白いの。