ゲイであるタカシと、自分はノンケだと思っている悟。自分の写真をズリネタにされて困惑するのは分かるけど、それに5年も悩まされて、帰ってきたタカシにも「イクたびに浮かぶの振り返った時のお前」って怒っちゃうとか……「も~悟もタカシのこと大好きじゃん♡」ってニヤニヤしちゃいます。全編を通して、自由気ままなタカシに振り回される悟が微笑ましい作品です。
で、この作品は前述の通り、エッチな描写が盛りだくさんなんです。タカシが攻めで、悟が受けなんですが、まずは土手で「インポになった」と怒る悟のチンコをタカシが弄って元気にさせちゃうし(青姦ですね!)、時には悟に手枷と足枷を付けさせ、おまけに大事なところがチャックで開けられるいやらしいパンツを履かせて、そのままエッチしちゃったり。ほかにも剃毛プレイやパイパンセックス、オナホ攻めに目隠しプレイ、緊縛プレイとかなりエッッッチ! これ、丸山さん全部読んだんですか!?
そもそも、腰乃先生ってセックスの描写かなりエロいんですよ。結構チンコをちゃんと描く派の作家さんなんです。あとめちゃくちゃ擬音を描く作家さんなんですよね。「ガクガク」「クパ」「ずぷ~」とか。チンコが「むくむく」したり、お尻の穴が「きゅ♡きゅう♡」ってなっているのがダイレクトに伝わる! エロい! これ、本当に丸山さん全部読んだんですか(2回目)!?
でも、こういったBLを読んでいる男=ゲイってことではなくて、腐男子も腐女子と同じようにBLを読んでは、男2人の関係にムフフとしていることが多いと思います。個人的には丸山さんがどういった系統の作品が好きなのか、そしてどういう時にBLを読むのか、かなり興味ありますね。後輩なんかにも“布教”していたりするんでしょうか!? ぜひ、彼のBL語りを聞きたいものです。
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