つまり土屋は「太っている」というより筋肉質、ムキムキなのである。さらに骨格もガッチリとしているように見えるため、異常に痩せていることが多い日本の女優やアイドルと比べると、圧倒的に体がたくましく、太っていると誤解されてしまうのだろう。短パンで野球の始球式に挑んだ際の土屋は、筋肉質な太もも・ふくらはぎを披露して「2イニングぐらいは任せられそう」と話題になった。
155cmと小柄なため、よほどガリガリでなければ横に広がって見えがちだという問題もあるのかもしれない。しかし実際は、一番太っていたと噂されている連続テレビ小説『まれ』(NHK)の撮影中も、ピークで46kgしかなかったそうだ。数値的には標準体重より痩せているといえるだろう。
土屋のような女優が人気となり多くのメディアに露出することは、痩せすぎを「カワイイ」ともてはやす日本文化の現状に一石を投じる良いきっかけになり得る。「華奢なだけが“可愛い女”じゃない」を示してくれる土屋にはこれからも活躍を続けてほしい。
(ボンゾ)
1 2